ストレスを考える

人はストレスがかかると、それから身を守ろうとするメカニズムが働きます。
ストレスは自分の身を脅かすものとして「闘争・逃走反応」をおこし、その脅威に対して戦うか、逃げるかの行動を起こさせます。
身体の反応は、亢進状態に。
・交感神経が優位となり、甲状腺ホルモン亢進・アドレナリンやノルアドレナリンを分泌
・手足や皮膚表面の血管は収縮し、血流が悪くなり、冷えが起こる
・交感神経が優位な状態では腸の働きが鈍くなる。身体は緊張状態でリラックス しにくくなる。
・免役は過剰反応気味になり、アレルギー症状がきつくなる
・ストレスに反応しやすい身体の状態に。症状がさらにきつくなることで、ストレスがかかる。
・自律神経のバランスが失調し、腸内環境が悪化してしまう。

ストレスは疾患を治りにくくする最大の要因です。
自律神経はこころの働きと深く関わっていますので、いかにストレスに向き合うかが大切です。
ストレスの元になっているものに目を向けるより、その現象をどう感じるか、自分のこころの状態の方が問題になってきます。
こころを取り扱うというのは難しいことですが、身体から働きかけたり、氣の質や量を高めたりすることで、こころにアプローチすることが可能です。

自分にあうストレスのマネジメント法を取り入れながら、その上で食事療法や他の治療を併用すると、効果が高まります。

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