免疫を教育する

免疫細胞には、NK細胞・マクロファージ・樹状細胞・ヘルパーT細胞・キラーT細胞・B細胞・好酸球・好中球・・・などさまざまな種類の免疫細胞があります。
これらは、チームを組んで、役割分担して働いていますが、一度戦った敵・・病原菌やウイルスのタイプを覚えておき、二度とその病気に感染しないように防御してくれるメモリー機能の働きも持ちます。

免役細胞は、病原菌やウイルスと戦えば戦うほど、強く賢くなる・・・という性質を持つのです。

しかし、近年では、菌は完全に悪者扱い。除菌・滅菌・消毒など、菌を除外することに神経質になる傾向があります。
清潔志向のかたわらで、免疫細胞にとっては、学びの機会が失われ、その結果
適切な具合で働けない・・・
免疫が弱く、感染しやすい(O157・インフルエンザなど)
免疫が正常に働かない(アトピー・喘息・リューマチ・がんなど)
免疫細胞を活性化するにはさまざまな菌と接触することです。
そのために、土いじり(砂遊び・ガーデニング・野菜作りなど)をおすすめします。
土の中のバクテリア菌と接触することで、身体を守ろうとするメカニズムが働きだします。
長い歴史の中で、人は菌と戦い、新しい免疫を獲得したり、また、菌によって助けられたりしてきました。(有機物が、自然にもどれるのも菌のおかげ)
自然界では、菌と共存しなければ生きてはいけないのです。
免疫細胞が活性化することで、腸内細菌の状態に変化が起こり、神経やホルモンも活性化、自然治癒力も高まっていきます。

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