不妊体質 冷え①ー2(自律神経の乱れから)

前回の記事で「冷え」の原因などについて書きましたが、今回はその原因の1つ「自律神経のバランスの崩れ」についてお話したいと思います。

冷え症状を訴えられる方のほとんどは、
・運動不足
・代謝が落ちている
が原因かな?とお話されます。

もちろんそれも当てはまりますが、週に3~4日、ウォーキングをしている方でも、代謝が活発な若い世代でも冷え性が当てはまるかたは大勢いらっしゃるのです。
そういった方たちは、自律神経のバランスが崩れているケースが多々あります。
全体的な体調において、
・肩こりがある
・便通が整わない
・イライラや落ち込みが多い
・よく頭痛が起こる
などの自覚症状から、バランスの崩れが推測できるわけです。

自律神経のバランスが崩れる原因として・・・
(これが明確にできないから、いろいろな病気が蔓延しているわけですが・・・)
身体を動かす割合に対して、圧倒的に頭脳が働きすぎ!

の一言に尽きると思います。
(もちろん血行不良や食の質・ストレス・・・いろいろあります)
そして、この働きすぎた頭脳に対してのホローがなされなさすぎ!なのです。

肉体が疲れれば、休めたり、サプリで強化したり・・・といったホローをするのですが、頭脳が疲れていても、それをホローする手段を現代人はあまり知りません。
というより、頭脳が疲れていることさえ感じられないような状況です。

頭脳を休める方法・・・はいたって簡単。なにも考えない!の一言ですが、これが現代では難しいこととなってしまっています。

そこでおススメするのが、「マインドフルネス」「瞑想」です。
この時間は、頭脳は意識があるけれど、身体は完全に休息モードになっています。
理性とか思考など、普段めいいっぱい稼動している箇所(大脳新皮質)が休息し、生命を維持するのに最低必要な箇所(脳幹)だけが稼動している。しかも身体は休息状態なので、本当に最低限の働きで抑えられている。
この状況はエネルギーをチャージしている状態だとお考えください。
そして普段、脳が忙しくて手が回らないところの修復をしてくれます(治癒力の向上)

また自律神経のバランスが崩れる要因として頭蓋仙骨ルートの硬直や滞りがあります。
このルートを手技療法にて調整することで、上記と同じような効果を期待することができます。

繰り返しになりますが、さまざまな病気の大元の原因は自律神経の調整の不具合から生じています。
そこから冷えが生じたり、免疫が低下したり、腸内の環境が悪くなったり・・と病気の素地が出来上がっていくのです。

不妊もその1つ。大元の環境を整えなければ、対処的な活動を行っても成果が出にくくなります。
冷えをとるのはもちろん大切ですが、その冷えを起こさせている自律神経のバランス調整まで目をむけてほしいと考えます。

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