がんの治療法の1つとして温熱療法はスタンダードのものになってきました。
経緯をお話すると・・・
天然痘やマラリヤなどで高熱を出すと、がんが自然に小さくなると言われています。
1866年、ドイツの医師ブッシュが、丹毒による高熱を出した患者の腫瘍が自然に消滅したことを見つけました。
そこで「高熱が腫瘍を殺す可能性がある」と述べました。
1900年頃、アメリカの医師コーリーが、細菌毒素を注射して発熱させ、手術のできないガン末期患者の延命をはかりました。
なぜ、熱でガンが弱るのでしょう?
腫瘍自体は酸性に傾いています。そのため熱に対する感受性が高いようです。
また、がんの栄養供給源の管は神経支配受けておらず、流れがないため、熱が上がりやすいようです。
そのため、もともと冷えたところを好んで発生するガンは、暑さによってダメージを受けます。
ですので、ガン治療を考えるときには、体温、とくに、がんのできている場所
(内臓)の温度を上げることが大切です。
入浴や他の保温器具の利用は、しないよりはましかもしれませんが、中心部に熱を届ける目的を考えると、ベストではありません。
身体が熱を産み出すということが重要です。
その方法は3つ。
簡単に経済的にできる方法として、ウォーキングがあります。全身の70%近くの筋肉が集まる下半身を積極的に使い、筋肉をはたらかせ、熱を生み出すようにします。
2つめは酵素温浴。発酵させる際におこるエネルギーは、そこにあるものの分子を振動させます。つまり、細胞の1つ1つに働きかけ、振動させ、熱をおこさせるように働きかけます。酵素温浴のあと数日間暖かいのは、外から温めた効果だけではなく、
身体の芯が元気になって熱を起こさせ続けているからなのです。
3つめは発熱を利用する・・・です。
風邪やインフルエンザなどで発熱すると、一大事とばかり慌てて薬で熱を下げようとする人が多いですよね。
しかし、身体の中は、体中に蔓延している菌と戦うため、免疫細胞がフル装備でやる気まんまんの戦闘態勢です。
ガン対策をしているかた、がんの予防をしたいと考えている方・・・
無料の温熱療法だと思って、その機会をいかしてみてください。
脱水を起こさないようにして、安静にしていれば(しんどいですが・・・)大丈夫!
熱がさがったあとは、身体を調整しようとするシステムがメンナンスを終え、不具合のあるところを修正し、それまでよりも体調の優れた感じを味わっていただけます。
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