自律神経失調症について

近年、ストレスフルな社会となってこの症状を訴えるかたが増加しています。

不定愁訴は器官的な原因がないため、西洋医学では治療法がな 自覚される症状を緩和するだけに留まっています。

自律神経失調症とは、自律神経である交感神経と副交感神経の働き具合 の過不足・バランスの崩れからおこります。
簡単にいうと、交感神経は日中の活動型を支配、副交感神経は夜の休息型 を支配する神経です。
われわれが意識して動かすことができない、心臓や胃などの内臓や血圧や 脈拍・呼吸など、生命活動に関わる働きをコントロールしています。

この各々の神経の働きが弱い、昼型から夜型への切り替えがスムーズにいか ない、どちらかのみが過剰に働く・・・・などそれぞれのパターンにより現れる 症状に違いが起こるわけです

たとえば、交感神経が優位であると
動悸・高血圧・発汗・のぼせ・不眠・イライラ・消化器系の不調など 副交感神経が優位であると
下痢・胃酸過多・落ち込み・過眠・意欲低下・倦怠感など さまざまな症状が考えられます。

また、自律神経はホルモンと連携をとりあっているので、女性の場合は 生理周期・閉経前後の時期で症状のでかたに変化があらわれます。

では、自分でコントロールができないとされるこの神経の働きを改善するには どうしたらよいのでしょうか?

◆神経の流れをよくする

渋滞していれば、車は前へ進まないのと同じで、神経の流れが悪くなれば その神経が向かっている先の器官に不具合がでて当然です。
神経の流れがわるくなっている箇所は例外なく筋肉や骨格系にこり・詰まりが おこっています。
自律神経は脳幹とよばれるところを始点としていますので、自律神経失調症の方は、その付近=後頭部あたりの硬直が必ずあり、ここをケアしないことにはこの疾患は改善がむず かしくなります。
解決方法として、手技療法を行います。
首と後頭部の境界あたりを中心に、頸椎、耳の下あたり(リンパ腺)、脊椎など 違和感のある箇所の筋肉や関節などをゆるめていきます。


◆こころの働きをたかめる

自律神経は、本来身の安全を守るために意思とは関係なく不随意で 働くようにできています。
緊急時と同じような身体の反応がおこるのが、ストレスを受けたときです。
数回や短期間なら、さほどからだにダメージを受けなくても、強いストレス・ 長期間・立ち向かえない状況下であるなどすれば、じわじわと身体に 影響をおよぼしてきます。
ストレスはこれをどう受け止めるかのこころの問題になってきますが、 このこころの分野は東洋医学・伝統医学のほうが効果を発揮できるでしょう。
たとえば、自律神経下で働いていても、呼吸は、自分でコントロールでき それが自律神経を調整できるという特徴があります。
ある種の体操法などもその効果があります。

当店では、自宅でできる改善方法(呼吸法・体操法)をご指導申し上げ 実践していただくことで、経済的で早期の回復をめざします。


◆ボディを弛緩させ、脳(自律神経)の働きを高める

初めは、なにかのきっかけで、自律神経の乱れがおこったとしても 身体の不調・不快症状が続けば、それがあらたなストレス源となり さらに不調をまねくという悪循環がおこります。

身体からでている不調の背景には、気の亢進状態・弱さ・滞りなど があり、気の質が神経の働きを左右していると考えられます。
その気を整えるために、手技療法はもちろん、家庭でできるような ケア方法をお伝えします。

・気の流れをよくする体操
・脳の中心部(脳幹)を鍛えられる体操
・身体の緊張を解く体操
・身体の緊張を解くイメージ療法

【目やす】

施術  1H ×  5~6回
指導料  30分~45分  ×  5回
カウンセリング  1H  × 2回~3回
(トータル 3ヶ月~6ヶ月 50,000円~60,000円)

初回カウンセリングにより、症状の程度や体質などを 考慮し、必要な療法や回数の見積もりをさせて頂きます)
(初回カウンセリング 無料)

 

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