食事にも気を配りましょう

根本的な原因がわからないので、食事や栄養に関しては気にしていない方・ 食事が大事と思っていても、体調が悪くそこまで手をかけられない方・・・

厳しい食事制限は必要ないとしても、ある程度、またできる範囲で食事に 関しても気を配りましょう。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因で 引き起こされますが、交感神経が活発になることが引き金になります。

ということは、交感神経が優位になるような食事は控えたほうがいいという ことになりますよね。

① ビタミンB1・ビタミンCを十分に摂取する

自律神経失調症は長期間もしくは強いストレス下で発症します。
ストレスを受けると、ビタミンB1・ビタミンCが消費されて、不足しがち になります。

ビタミンB1が不足すると、脳内でブドウ糖が足りなくなり、イライラ感が 増し、集中力が低下します。

ビタミンCは副腎皮質ホルモンを体内で作るために必要です。
副腎皮質ホルモンはストレスに対抗する働きを持ち、ストレスが多いとこの ホルモンが大量に放出されます。結果、ビタミンCがかなり使われます。

またビタミンCは直接的にも自律神経に関係していて、交感神経が活発で 緊張した状態だとビタミンCを大量に消費します。

ビタミンB1は豚肉・玄米・納豆などに、ビタミンCはブロッコリー・ピーマン オレンジなどに多く含まれています。
これらの食品を積極的にとって、身体の負荷を軽減しましょう。

② 加工食品・インスタント・ファーストフードを避ける

添加物などの問題・栄養上の問題もさることながら、食べ物の持つエネルギーが
皆無であることが大きな問題です。
私たちは食べ物からカロリーや栄養素以外に生きるエネルギーを頂いており、 それらのおかげで元氣に生活できるのです。
旬のもの・その土地のもの・手作りのものなどは、おいしいだけでなく、エネルギー
の高さを感じますよね。
そのエネルギーが皆無のものを頻繁に食していては、身体が元氣になろうとする
力が湧いてくるはずもありません。

③ だらだら食べをしない

食べて、消化するという内臓の働きは副交感神経が活発になって行われます。
だらだらと消化器官が働いているということは、副交感神経もだらだらと働いて
いることになります。
理想は、しっかり働いて、しっかりと休む。交感と副交感のバトンタッチがスム ースであることです。

ダラダラと胃の消化が働いていると、双方の神経はどちらともが、休むでもなく
働くでもなく・・・といった状況になります。

食事にかかわらず、しっかりと動いて、しっかりと休む。こういったメリハリ
をつけた生活リズムが大切です。

④ 血糖値が急に高くなる食事にはひと工夫を。

■脂肪分   乳製品・肉類・揚げ物・スナック菓子・チョコレートなど

■砂糖    清涼飲料水や炭酸飲料・ケーキ・アイスクリームなど

■小麦粉製品 うどん・パン・スパゲッティーなど

これらの食品は糖分の吸収が急で、血糖値を急上昇させます。
このとき、血糖値をさげるため、アドレナリンというホルモンが分泌され ます。
活動型のこのホルモンがでると、交感神経も優位になります。

では、何のたべものがよいの???と思われるかた

自律神経によいと言われるサプリや漢方に頼る前に・・・・

身体に入れるものを意識しましょう。
結論は、「野菜を中心にした和食」をよく噛んで、ゆっくりと食べる。
ということです。

神経の働きも、細胞の1つ1つと同じように
こころのもちかた・身体のつかいかた・食べ物
から出来上がっています。

食べたものと神経の働きは目に見えないものですが、影響しあっています。
まずは、日ごろの食習慣から見直してみましょう!

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