食と感情・・・目に見える繋がりはありませんが、確実に影響が
あります。
1回の食事であきらかに感じ方が変わる・・・ほどではないにしても
数日もたてば、あきらかに、考え方や感じ方・感情の起伏やコントロール
の仕方が変わってきます。
抑うつ状態になれば、食事にまで気が回らなくなり、それが精神的にも
影響を与え、また気分が落ち込むという悪循環にはまってしまう・・・
このサイクルを断ち切るために、今の状態のなかでできることを1つでも
実行してみましょう。
・工業食品(ファーストフード・マーケット食・コンビニ食・ジャンクフード)
・精製油・マーガリン
・不純物穀物で育った動物の肉
・パン・クッキー・チップスなど
これらは高血糖負荷食品で炎症反応を促進させる作用があります。
炎症反応が身体の中で起こっているということは・・・
身体が一種のストレス状態になります。
それを感じた脳は、精神を高揚させ、(あるかもしれない、と脳が勝手
に判断する)危険対象物に対応しやすいように神経を敏感にさせます。
いわゆる交感神経優位のパターンです。
意識が周囲に広がるので、落ち着きがなくなります。
ストレスに対処しようとするので、物事を警戒して見る・敏感に感じ取りやすく
なる。
結局、ストレスを感じやすい体質(気質)になってしまうのです。
そして、その気質が好む食事が、上記のようなものに偏りがちになり、好んで
たべてしまうようになります。
食べるもので、こころの状態がつくられる。
また、こころの状態が食べ物の選択をする。
こころが乱れる・・・というかたはまず、食の見直しをしてみましょう。
上記のような食生活なら、
・毎日 ⇒ 各日に
・新鮮な食やスローフードを積極的に摂る
・お菓子などは週末だけの楽しみにする
・・・
など、できることから試みてみましょう。
食を変えて1週間もすれば、身体の疲労感や睡眠の質・落ち込みやイライラ
などが変化していることに気づくことと思います。
からだが疲れているから、食に手が回らない・・・と感じているかたも
食を変えてみると、食のせいで身体が疲労しやすくなっている!と体感して
いただけると思います。
こころも同様で、精神状態は食&腸内環境で変化することをご理解くださいね。
こころを落ち着かせる ③食の影響
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