こころを落ち着かせる ③食の影響

食と感情・・・目に見える繋がりはありませんが、確実に影響が あります。
1回の食事であきらかに感じ方が変わる・・・ほどではないにしても 数日もたてば、あきらかに、考え方や感じ方・感情の起伏やコントロール の仕方が変わってきます。

抑うつ状態になれば、食事にまで気が回らなくなり、それが精神的にも 影響を与え、また気分が落ち込むという悪循環にはまってしまう・・・

このサイクルを断ち切るために、今の状態のなかでできることを1つでも 実行してみましょう。

・工業食品(ファーストフード・マーケット食・コンビニ食・ジャンクフード)
・精製油・マーガリン
・不純物穀物で育った動物の肉
・パン・クッキー・チップスなど

これらは高血糖負荷食品で炎症反応を促進させる作用があります。

炎症反応が身体の中で起こっているということは・・・

身体が一種のストレス状態になります。
それを感じた脳は、精神を高揚させ、(あるかもしれない、と脳が勝手 に判断する)危険対象物に対応しやすいように神経を敏感にさせます。
いわゆる交感神経優位のパターンです。

意識が周囲に広がるので、落ち着きがなくなります。
ストレスに対処しようとするので、物事を警戒して見る・敏感に感じ取りやすく なる。
結局、ストレスを感じやすい体質(気質)になってしまうのです。

そして、その気質が好む食事が、上記のようなものに偏りがちになり、好んで たべてしまうようになります。

食べるもので、こころの状態がつくられる。
また、こころの状態が食べ物の選択をする。

こころが乱れる・・・というかたはまず、食の見直しをしてみましょう。

上記のような食生活なら、
・毎日  ⇒  各日に
・新鮮な食やスローフードを積極的に摂る
・お菓子などは週末だけの楽しみにする
・・・
など、できることから試みてみましょう。

食を変えて1週間もすれば、身体の疲労感や睡眠の質・落ち込みやイライラ などが変化していることに気づくことと思います。

からだが疲れているから、食に手が回らない・・・と感じているかたも 食を変えてみると、食のせいで身体が疲労しやすくなっている!と体感して いただけると思います。

こころも同様で、精神状態は食&腸内環境で変化することをご理解くださいね。

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