ストレス耐性強化は、日々の習慣から③ 睡眠

睡眠不足だと、身体の疲れがとれないし、頭がぼぉ~とするしイライラしやすいし、こんな状況ではストレスを感じやすい。
誰でも経験のあるわかりきったことですよね。
ストレス耐性を上げるには、いい「睡眠」をとること。
なんですが、このいい「睡眠」をとるというのが、なかなか難しいのです。

自分で「いい睡眠をとる」と決め、そのための「行動」をとらなければ、「ただ眠った」だけで、脳も身体も「取り去るべき疲れ」が残ったまま・「取るべき回復」がなされないままになってしまいます。

睡眠中の働きで重要なものの1つとして、今日入ってきた、ごちゃまぜの情報を整理していくことがあります。重要なことや大したことでないこと・記憶すべきことや忘れていいこと・・などの情報を脳のしかるべきところへ納めていくという仕事です。
そのおかげで、眠った次の日は、感情がクリアになり、思考も働きやすくなっているのです。

このような大事な仕事があるのに、身体はガチガチにこっている・余計な思考で頭の中がごちゃごちゃしている・・・となるとどうでしょう?

睡眠としての仕事が増えてしまいますよね。
身体の疲れは取らないといけないわ、思考がいっぱいで神経回路がパンク寸前で整理しにくいわ、交感神経バリバリで脳が休息モードにならないわ・・・

オーバーワークのサラリーマンみたいになってしまいます。
こうなると、本来の「睡眠」の仕事が十分になされず、結果、次の日のパフォーマンス低下・・・ってことになります。
ですから、自分でできる範囲のことは自分でケアをして「睡眠」だけにしかできない重要な仕事をしやすくしてあげましょう~ってことなのです。

できることとしては・・寝る少し前からは
・思考をとめる(呼吸法やヨガ・アロマでくつろぐなど)
・ゲームやネットなど交感神経が優位になることは避ける
・身体のコリはストレッチなどでできる限りほぐしておく
こういった習慣はとても大事なのです。

「寝る」って当たり前のことすぎて、あまり、大切に扱わない風潮がありますが、何時間寝るとか、枕とか、そういったことを気に掛けるよりも、「いいコンディションで睡眠に入る」・・・ことを取り入れてみてください。

睡眠は、次の日の活動の糧に・・・続いていけば、健康をはじめとする人生の質にも大きく影響してきますよ(^^)/

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