みぞおちを緩めると不安感弱まる

みぞおちは「急所」と呼ばれる部分の1つです。
ダメージを受けると、横隔膜の動きが止まるので、呼吸ができなくなります。

物理的な力でダメージを受けなくても、精神的な「不安」「緊張」が強くなると 深い呼吸ができないため、横隔膜の動きが制限されます。

すると、肋骨のある「胸骨」やみぞおちが硬くなります。

身体がこのような状態でいると「脳」は、不安を感じるような危険な状況なのではないかと 生命の危機を感じ、「闘争・逃走システム」を発動させるのです。

その結果、交感神経が優位となり、アドレナリンを分泌します。

息があがり、肺の上部でしか呼吸ができなくなり、横隔膜の動きが制限される・・・という 悪循環に。

これを解消するには、みぞおちを緩めてあげることです。

緩めることで、脳のリラクゼーション反応がおき、呼吸も楽に不安感も軽減されます。

自分一人では、なかなか緩めにくいので、「手技療法」をおすすめしますが、セルフケアケア でできることは・・・

・横隔膜が上下するような大きな呼吸をする(腹式呼吸)

・両方の手で、自分の胸郭(右手は右の肋骨の横、左手は左の肋骨の横)を挟み込み、少し圧を加えて、抵抗をかける
   ↓
その状態で、手の圧をはねのけるように、大きく息を吸い込む・・・何回か繰り返す

大きな呼吸ができるだけで、不安感は減少します。
みぞおちが緩むとさらに安定します。

漠然とした不安感は、まず、身体から変えていきましょう

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