ストレス現象は自分の外側から眺めてみよう

ストレスを感じることって人それぞれにちがいますよね。

誰かに話すと、ストレス発散ができてすっきりすることも多々あります。

ストレスは自分にとっては、ものすごく大変な出来事であったり、生活の質が 左右される重要事項であったりします。

でも、ここで少し冷静に考えてみると、どんなに大変事であっても、それが起 こっているのが他人であれば、たいした出来事にはならないのです。

話をきいて「なんとお気の毒に」ともらい泣きをするぐらい共感したとしても、 夜も眠れない・ごはんも食べられない・・ということにはなかなかなりません。

つまりその出来事自体は、大きな世界から見れば、たいていは大したことのない 事象なのです。

大したことがないけれど、自分ごとだから大したことになるのです。

ストレスフルになるのは、いろいろなことを自分ごとに落としこむから、大変な ことになるのです。

悩み事相談を受けると、他人のことは冷静に見えるので「こうすればいい」と客 観的に見ることができますよね。

自分のことでも、「これが友達の出来事なら私はどうアドバイスするかな」と自 分から一歩離れてみてみると、ほうっておけばいい・とか時間が解決してくれる ことだ・とか聞き流せばいい・とか両者の言い分とかが見えてきます。

ここで、私の場合は特別なんだ。私がこんな目にあっているのに・・・という私 情がでるからややこしくなるのであって友達という名のもう一人の自分の意見に 耳を傾けるのが、実際、一番正確な解決方法だったりするのです。

または、未来の自分をすこしイメージしてみて、将来からみたらどうかな?と推 測してみると、「いい勉強になった」とか「いつまでも同じ状況ではないだろう」 などと感じるかもしれません。

その他にも、理想の自分ならどう感じるかな?どう対処するかな?と推測してみま す。もし大きな器の自分なら取るに足らないことになるかもしれませんよね。

今の時点での、この自分ならストレスをまるまる感じるケースでも、他人からみた ら・未来の自分からみたら・理想の自分からみたら・・・と想定してみることで、 同じストレス状況でも感じ方がかわるものです。

要は、「自分が」の視点から一歩外側から問題を覗いてみるのがいいのではないかと 感じます。

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