コロナ対策1 腸活だけでない免疫強化

世間では、コロナ対策として、マスク着用・手洗いうがい・外出の自粛などの基本に加えて「腸活」に積極的に取り組みましょうという話題が増えてきました。

こちらから能動的な攻め対策がとれないのであれば、守りの姿勢を強化するしかありません。

守りといえば、自分の免疫が頼りです。
コロナウイルスが体内に入ってきても、自分の細胞に浸潤する前に、免疫がやっつけてくれれば問題はありません。

ウイルスは「菌」と違って、自分だけで増殖することはできない細胞です。
人や動物の細胞にのっかって、増えていきます。

だから、自分の細胞に入る前に、粘膜で封じ込められたり、免疫細胞に食べられたりすれば大丈夫。

その免疫を高めてくれるのが、自分の腸。
免疫細胞の7割は腸でつくられているのですから、腸の状態次第で免疫自体の良しあしも決まるというもの。
だから、「腸が大事」と声高に叫ばれています。

ただ免役が活性化するとは、その「数」も大事ですが、数が多ければいいというわけではありません。
免疫は新しい病原菌に対して、「これは強敵だ」と認識してはじめて、攻撃という仕事をしてくれます。

それを教育してくれる器官が「胸腺」と呼ばれる場所。胸の真ん中の骨です。

 

また、免疫細胞が教育されても、体中をきちんとパトロールして、敵を積極的に見つけようとしてくれないと、ウイルスの増殖に追い付きません。

つまり、「免疫」は、その細胞数を増やし、敵をしっかり認識でき、必要な場所に迅速に到達でき、敵に負けずに抑え込むことができて、はじめてウイルスに勝てる!・・・。

免役は全身でチームプレーを行っているのです。
これらのいくつかの条件が整ってはじめて、免疫力というパワーをつけます。

そのためには、
・腸の状態がいいこと
・胸腺の働きがいいこと
・全身の血行がいいこと
が必要です。

そして、そのためには
・暴飲暴食をやめる
・発酵食品や自然食を多くする
・胸を開くポーズを積極的にとる(姿勢が悪いと胸骨が圧迫され、免疫教育がスムーズにいかなくなる)
・胸骨をさすったり、軽くポンポンと叩いて刺激したりする
・軽い運動をして、血液循環を促す
・冷えないように工夫する

いろいろ大変だな・・と思うかもしれませんが、免疫力も自然治癒力という大きな働きの中の1つです。
感染に打ち勝つための土台は、全身状態の良さに他なりません。

1つのことだけに着目せずにトータルで対策をとっていきましょう!

 

 

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