コロナ対策5 ストレス対策

手洗い・うがい、自分にできることはしている
生活も制限して、行きたいところへも行かず、我慢している
なのに、わずかな考えなしの人の行動のために、終息どころか先行きが見えない・・・

普段にはない緊張感・生活リズムの変化・経済の不安・感染の不安・・
いろいろなことが相まって、誰しもがかなりのストレス状況下にいます。

そのような時、身近に感染の人が現れたら・・・

ものすごい集中砲火です。
コロナ自体の怖さより、この集中砲火の怖さが人をさらにストレスに追い込みます。

今何かの疾患があるとか、体調がすぐれないといった人でなければ、
コロナ感染自体はそれほど怖いものではありません。

大部分の人が発症しないとか、軽症で済むので、外出さえしなければ、なんとか乗り切ることができます。

絶対に感染したくないというのは、「どこに行ってたんだ?」とか「なぜ、感染したんだ?」という厳しい批判の目をむけられることや、
自分の関係者までが、「コロナ大丈夫なの?」とまわりから白い目で見られるつらさがあるからですよね。

人はストレス状況下になると、「なぜ、こんなことになったのか?」という理由が知りたくなり、
「誰のせいでこんなことになったのか?」と誰か悪者を作りたくなり

「どうすればいいのか?」と対策を求めます。

今回のコロナ騒動では、これらの明確な回答を今時点では、だれも持ち合わせていません。

自分の心の安定を得るために、コロナ感染した人を矢面に立て、責め立てることに向いてしまいます。

たしかに、軽率な行動の人もいます。
でも、感染してしまった人を批判・責める・中傷する・・ことをしても状況は変わりません。
ましてや、その関係施設の人や仕事仲間やグループの人を、加害者のごとく扱い、差別的な発言をするとか、本当に悲しいことです。

ウイルスは、秩序を乱し、自分さえ繁殖できればOK的な勢いで増殖していきます。

でも私達、人間はもっと崇高な存在であるはずです。
人の痛みを察するとか、自分がされてイヤなことは人にはしないとか、弱い立場になった人を守るとかできるのが人間ですよね。

崇高であれば、感染しないという訳ではありません。
が、せめて、心の秩序までは乱されることがないようにしたいと感じています。

そして、その心の秩序を乱されず、安定を取り戻すためにできることは・・・

人を批判したり、中傷したくなったりしたら、
 「これは私らしくないな。これはストレスがこうさせているだけで、本来の私ではない」とつぶやく

自粛の中で息詰まり感を感じたら・・・
人は「やらされている」時には、ストレスを感じますが、自ら「やっている」時にはストレス度が軽減されます。

この自粛の時間も、普段ならできない家族とのコミュニーケーションの時間にしようとか、将来のために、〇〇の勉強をしようとか使えます。

決定的な経済的ダメージを受ける人もいますが、仕事の在り方や形態を変えるとすれば・・ という方向転換を考える時間にあてることができます。

自分がこの機会を利用して、自ら選択をしているという感覚を持てるように、意識を変えてみましょう

もっと精神を安定させたかったら・・
  「祈り」や「感謝」の時間を持つことです。

  
宗教やスピリチュアル的な発想はまったくなくて大丈夫です。
「今年もいいことがありますように」と初詣をします。
友人が病気になれば「早くよくなってね」と声をかけます。
この程度の感覚を持ち合わせている方ならOKです。

   このウイルスがはやく終焉しますように・・・
   これ以上の人が感染しませんように・・・
   具合の悪い人が早く危機的状況を脱しますように・・・

など思い浮かべやすいものを描きながら、こうなりますように・・と思うのです。

また、祈りが難しい時は「感謝」でもよいです。
医療関係者や弱者の世話をしている方々・・ありがとうございます。
目に見えないところで尽力していただいている方々・・ありがとうございます。
薬やワクチン製造に不休で頑張ってくれているであろう方々・・ありがとうございます。

そして、今日も元気に生きていられることにありがとうございます。

祈りや感謝をしている時間は、誰かにむけてのものであっても、
その心の状態は一番に自分自身が受けます。

祈りの時間は瞑想と同じなので、脳波はα波になります。
すると、自然と免疫力は高まってくるのです。

人のために行うことが、自分のためになる・・・
「情けは人のためならず」と言ったことわざもありますが、まさしく、その通りです。

逆もその通りで、人を責めたり、批判したりすることは、ストレス度を上げ、自分の免疫力をさげる・・「自分で自分の首を絞める」ことにつながりかねません。

ウイルスという「敵」と戦っているのです。
せめて、人間同士は助け合う仲間でいましょう♪

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP