心をたくましくしよう・・・

経験したことのないことや、仮に経験したことがあっても遠い昔のことであったりすると、その感覚を忘れてしまいます。

たとえば、経済感覚。
お金持ちとか、裕福な経済環境がないと、これが豊かだ!と説明されたり、映像をみせられたりしても、リアルな感覚はわかりません。

また、身体感覚。
いつも肩こりがあると、それが普通になってしまい、肩こりのない状態がどのようなものかがわからなくなります。
肩こりがまったくない時は、心身ともに軽く、快適なはずなのに、その感覚を忘れてしまうのです。

経済も健康も、今の現状に適応するための防衛なのかもしれません。
たとえ、今の満足度が低くても、多くを望まなければ、それなりに生きていくことができます。

でも、もっと豊かになろうとか、肩こりのない健康な体をつくろうと思えば、何か行動をおこす必要があります。

勉強したり、運動したりと時間と労力を必要とします。
それには、自分のエネルギーを消費しなければいけません。

しかし、現状に満足、あるいはあきらめて、そのままであれば、大切な時間や金銭や労力を使う必要はありません。

豊かさや健康という成功を手に入れるためにエネルギーをかけることと、何もせずエネルギーをかけないことの選択。

一般的には、どうしても、エネルギーを温存しておきたい方向に進むので、何もしないという選択をしてしまいます。

今日・明日のことだけを考えると、さほど悪い影響はありません。

でも、今の現状のままをキープできることはないのです。
経済も健康もじりじりとレベルが下がっていきます。

このじりじりが怖いところ。
じりじりは気がつかないうちに、進んでいくので、気づいた時には、大変なことになっているかもしれません。

はじめは、少しの肩こりだったのが、ほおっておくと、パンパンに硬くなります。
そうなると、少々自分で運動したり、ケアしたりしても改善できなくなるのです。

そして肩こりだけだったのが、そのせいで、目の疲れや頭痛・腰痛・冷え・自律神経やホルモンの乱れなど悪い影響は広がっていきます。
では、心に対してはどうでしょうか?
これも、健康や経済と同じです。
完璧な状態、明るく、朗らかで、たくましく、さわやかである。このような状態を感じたことがないと、そうなれる・・と思えないし、それがどのような感覚なのかを想像することすらできません。

子供の頃はそうだったとしても、おそらく、その感覚は忘れてしまっているでしょう。

様々な要因でじわじわと、ネガティブに、消極的に、弱々しくなってきたとすると、もう、それが当たり前の状態になってしまうのです。

どこかここかの調子が悪いのは年齢だから仕方のないこと・元気いっぱいになれる気がしない・所詮お金は自分のところにはまわってこない・お金持ちは特権階級の人だけ。
このように思い、自分には打つ手はないと信じたいのです。

しかし、あきらめてしまっていては、今以上の幸福・健康・豊かさは望めません。
少しでも「よりよく」を望むのであれば、心を自分の意志で、上手に操っていかないといけないのです。

今、まったく走っていない人が、フルマラソンに出場することは想像できないでしょう。自分に、そのような気力や体力は全く備わっていないので、無理と、端からあきらめます。
しかし、仮に、何等かの事情でやむを得ず、参加しなければならない状況においこまれたとしたら、どうでしょう?

1日に10分歩くことからはじめ、1週間すれば、10分くらいは走れるようになり、1か月もすれば、30分以上は走れるようになっているでしょう。

その時に、自分の体力や気力に、まんざらでもないな・自分もまだまだ強くなれるなと感じるのではないでしょうか?

心も同じで、自分は消極的だから・・根気がないから・・コミュニケーション下手だから・・と小さく見積もってしまいがちです。

でも、強くしていこう!明るく生きよう!と決めて、そのような努力をすれば、必ず、鍛えられて、望むようになっていくものなのです。

なぜ、心をたくましくしていかなければならないのか・・?

何をするにおいても、自分の心の状態次第で、結果が決まってくるからです。

健康になりたいと望んでいても、面倒くさいとか、時間がないとか理由をつけて、運動を全くしなければ健康になれません。

その「面倒くさい」とか「時間がない」とか言い訳をするのは、心が消極的になっているからです。

心がたくましく積極的になれば、そのような言い訳が出てきても、それに打ち勝ち、健康になるためには必要なことだと、行動に移すことができます。

1日に10分でも20分でも運動すれば、まったく運動せずに過ごした場合と比べて、1年後の健康度の結果は確実に変わっているでしょう。

自分の心を強くすることが大事なのは、単に、今日、気分よく過ごすというだけでなく、未来の状況を変えていく力があるからなのです。

そのためにどうすればよいのか・・?
まずは、こうなりたいという心の状態を思い描きます。
明るく・はつらつと・元気に・積極的・やる気がある・行動力がある・意志が強い・・・などの自分の理想です。

そして、それが、端から無理と決して思わず、「そうなるものだ」と自分で決めるのです。

筋トレをすれば、筋肉が太くなるのと同じで、そうなっていくと信じ続けることで、それに近づいていきます。

2日や3日では無理でしょう。でも、1カ月‥2カ月‥と続けることで、少しづつ変化が起こってきます。
そして、数か月前とは、心の持ち方が変わっている自分がいるのです。
人間が変わってしまうほどではないかもしれません。

でも、少し前なら、する前から逃げ腰で、挑戦すらしなかった自分が、とりあえずはやってみよう!と思う自分になっている。

何かあれば、すぐに不平や不満を言う事しかできなかった自分が、明るい気分で過ごすことが多くなっている。

たったこれだけのことが大事なのか・・?と思うかもしれません。
しかし、このチェンジが起こったことで、ここから始まる気分・やる気・選択・行動・・すべてが変わってきます。

行動が変わってくれば、その後に起こる結果も変わってきて当然です。
その積み重ねで、人生の質も変わってくるのです。

どこででも、すぐにでもできて、お金もかからない「心づくり」です。

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