アトピー・冷え性なら酵素風呂 | 香川県高松市 自然家(じねんや) | 家族には何ができる?①

家族には何ができる?①

ご家族の中の誰かががん患者さんになられたら・・・

3人に1人がガンにかかる時代。
ガン患者さんをかかえるご家族の数も増えています。
しかし、そのご家族にまでサポートの手がまわることは
なかなかありません。

ガンという病気は、こころの働きが免疫力や治癒力に大き
く働きかけるだけに、精神的な要因や家族の支えが非常に
重要視されます。

ところが、この問題は症状や治療の経過・経済事情・家族
構成・社会的立場・家族間の役割分担など各家族によって
事情が全く異なるため、家族のあり方が表にでることはあ
まりありません。

にもかかわらず、ご家族の悩みは深く、尽きることのない
のが普通です。

たとえば、

・患者さんと治療法に関して、意見が合わない
・食事療法などをすると、家族と患者さんの間で食事が共有
 できない
・患者さんが本音を言ってくれない
・お互い気遣いすぎて、コミュニケーションが形だけになる
・どう言葉かけをしたらよいか、どう接したらよいかわからない
・家族がかかえるストレスをどこにぶつけたらよいかわからない
・家族内での役割をダブルで引き受けることの肉体的・精神的負担
  (家事や育児の負担・仕事と看護の両立など)

・・・など限りなく悩みや苦悩は存在し、家族のほうが精神的に
まいってしまうと、ガン患者さんを支えきれなくなります。

患者さんとのコミュニケーションで行き詰まったときに・自分の
不安やとまどいを患者さんにぶつけてしまわないために・・・。
ガンのイメージ療法で知られるカール・サイモント博士の「がん
のセルフ・コントロール」
の本より一部抜粋致します。

①患者の気持ちと自分の気持ちを受容すること
 ・・・・"受け入れがたい” ”認めがたい”感情や怒りの感情
 そう感じてしまう自分や患者をさばきたい気持ちなどがある
 かもしれません。がんという病気に対して”正当” ”不当”
 ”成熟” ”未成熟” などありません。
 こう感じるべき・こう感じてはいけないものなどありません。
 感じた気持ちををそのまま受け止めるだけです。
 前向きなプロセスに真剣に取り組むために、その気持ちは
 必要であり正当なものである
と理解することです。

②支持的なコミュニケーションを確率する
  
 恐怖・怒り・不安・絶望感・生きる気力の喪失など患者から
 聞きたくないことがあるかもしれません。
 それらを聞くと家族自身も気持ちの混乱を招くので、コミュニ
 ケーションを避けたくなるかもしれません。

 しかし、その感情を分かち合う経験がないと、患者は孤独感を感じ
 闘病のプロセスの足かせになってしまいます。

 患者が一番なやんでいることを傾聴し、要求の真の意味を理解する
 ようにすることです。

③ 感情表現を促す

 家族がなしうるもっとも重要なことは、愛する患者の闘病生活と共
 に歩むという姿勢を持つ
ことです。
 患者の態度を変えることを期待せず、自分の考えや気持ちを伝える
 ことです。
 いわゆる望ましくないと思われる感情であっても、それが受容され
 れば、その感情は変化し、解放され、理解を学ぶきっかけになります。

④ 傾聴し応答する

   家族は患者のためにどんなことでも手助けしたいと思うでしょう。
  一番良い方法は、なにか自分にして欲しいことがあるかどうかを
  尋ねることです。

  患者が感情的に取り乱しているとき、要求は言葉どおりではないかも
  しれません。
  また、その言葉のために傷ついたり、怒りの感情が湧いたりするこ
  ともあるでしょう。
   
  しかし、相手から身を引いてしまう、引き下がってしまうことは、双方
  にとって有益ではありません。

  そのときは、
  ・自分には手助けしたい気持ちが十分にある。
  ・この要求はこたえられるけど、この要求は応えられない
  ・自分はこういう気持ちになった
 
  などを伝えるべきです。
  家族が自分の気持ちに忠実であることで、患者自身の気持ちを誠実
  に受容することが可能になるのです。

ガンとの闘病生活において、家族間でのコミュニケーションのあり方は
・患者・家族ともに、感情を開放できること
・無意識下の抑圧された感情が取り除かれることで、行動の抑制が
 取り除かれる
・新しい理解や前向きな気持ちへのチェンジができる

こういったことから、治療や治癒プロセスにいい働き掛けができるもの
と思われます。
さまざまな感情を受容・共感してくれる家族は何よりの支えになります。