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エクソソームとがん

近年、エクソソームという概念が注目を浴びています。
エクソソームとは、細胞外小胞の1つで、直径100ナノm前後の大きさで、あら
ゆる細胞から分泌され、細胞間のコミュニケーションの役割を担っていると解
明されています。

とくにがん細胞から分泌されるエクソソームは、免疫が働きにくくする・
がん細胞が大きくなるために新しい血管をつくる血管新生の働きを持つ・
転移をおこす・まわりに浸潤するなどの作用に大きく関わっていることが報告
されています。

【北海道大学 樋田 京子氏】
がん細胞からのエクソソームが、がん細胞内の血管内にも運搬され、血管新生を
阻害する薬剤への耐性をつくることを解明。

【三重大学 珠玖 洋氏】
がん細胞のまわりでは、抗原特異的なT細胞(がん細胞を攻撃する細胞障害性T
細胞)が不在になっていることを明らかにしました。
そのT細胞が出すエクソソームを、がんの周りの細胞(間葉系幹細胞)にとりこ
ませると、その細胞がアポトーシスすること(自滅)。
このようにして、がんの浸潤や転移を抑制する可能性があることを示す。

などなどエクソソームに関して、さまざまな方面から解明され、新薬や治療法
の研究開発が進められています。
このようなエクソソーム・・・自分の自覚でどうこうできるものではなさそう
ですよね。
自覚なくして、働いてくれるからこそ、黙っていても血圧は一定を保ってくれ
るし、血液内のバランスもコントロールしてくれるし、ホルモンバランスも調
整してくれるし、菌が入ってきたらやっつけてくれるし・・・と生きていくこ
とができているわけです。

しかし、ミクロの研究ができない私たちにでも、このエクソソームといいおつ
きあいができる方法はないかな・・・と思っていたところ・・・。
この文面を見つけました。

【国立がん研究センター研究所 分子細胞治療研究分野の主任分野長 落合 孝弘氏】
細胞は、普段はそれほど多くのエクソソームを分泌していませんが、外界の温
度、栄養状態、酸素供給状態の変化といった細胞周囲の環境変化やストレスが
加わると、細胞の生理的状態に変化が起こり、エクソソームの分泌量や質その
ものが変わることがわかっています。

周囲の環境変化に伴って細胞がエクソソームを分泌することによって、自身の
周囲の環境を「コンディショニング」していると考えられています。
(……ここまで紹介文)

つまり、環境が細胞にとっていい状態であれば、エクソソームも落ち着いた状
態をキープ、環境が変わればそれに合わせて生きていけるよう進化させるがた
めにエクソソームが手を変え品を変え働き出す・・・。

健康を考えたときに、やはり細胞にとってよい環境を整えてあげる(酸素や栄
養状態など)ことはとても重要であり、がんなどの病気からの回復にとっても
病気になったときの環境からの脱却は必須だと思われます。

以前と同じような生活習慣や思考パターンでは、いけないということです。

エクソソームはまだまだ未知の分野で、謎も多く、またそれだけに予防や治療
に大きな役割を果たすかもしれないと期待されているものです。
いずれ、こうすれば、エクソソームがこう変化する・・・というようなものが
解明されるかもしれませんね。

それまでは、やはり、自分の意志によって、環境を整えることやいい精神状態
を保つことがエクソソームをうまく利用する方法であり、また脳内でもさまざ
まなエクソソーム分泌が解明されていますから、考え方1つで、エクソソーム
が変化するであろうと思われます。