アトピー・冷え性なら酵素風呂 | 香川県高松市 自然家(じねんや) | 摂食障害・身体のストレス反応

摂食障害・身体のストレス反応

摂食障害でお悩みのかたの話をお伺いすると、必ずストレスとの関係が浮かび上がります。
きっかけは母親との愛着形成がうまくいってなかったり、ダイエットだったりしますが、
過食に入るときは大なり小なりストレスを感じたときです。
何かの不安を感じたり、あるいはなにも考えたくないと思ったりするのもストレスとします。

では、ストレスを感じるとなぜ、自分では辞めたいと感じている行動を取ってしまうのでしょうか?

長い年月、人はいろいろな危険と隣り合わせで生きてきました。
自分で狩りをして食料を得る生活をすると、どこで、クマやイノシシと出会い襲われるかも
しれません。
森で木の実を採集するにしても、蛇や虫の危険、決して安全・快適とはいえない環境です。
私たちの身体は、危険を察知し、何かあったときは身の安全を守るような、身体のシステム
が名残として受け継がれています。
それが「闘争・逃走ストレス反応」と呼ばれるものです。

なにかがあったら戦いを臨むか、かないそうになかったら逃げるか・・・
現代では、突然なにかに襲われることや身の危険がせまることは日々の生活の中では
無いに等しいにもかかわらず・・・です。

この「逃走・闘争反応」は実際の驚異がなくても、自分が「いやだ」と思ったりイライラすることが
あったり、不安や心配ごとを考えていても起こってしまいます。
このような状況になると、副腎という部所からストレスホルモンが分泌されます。
ピンチを乗り切るための本能です。
・アドレナリンが分泌(やる気モード&衝動的行動)
・肝臓から脂肪や糖分が全身に供給(エネルギー源として)
・肺は膨らんで、全身への酸素供給を増加(心拍数も上昇)
・心拍が上昇することで、不安や怒りの感情がUP
・筋肉が硬直し、攻撃から身を守る(俊敏な行動がとれる)

このように戦い勝つためには必要な条件です。
理性でいろいろな余計なことを考える前に、がむしゃらに相手に戦いを挑み、力の限りを出し尽くす
のにはふさわしいです。しかし、目の前に食料が供給されている状況ではいかがでしょうか?

体は食料を敵のように扱い、征服すべきもののように扱い、やっつけにかかるのです。
食べている間は、全てを忘れる。エネルギーを得ようとしている状況。衝動性が高まっている。
不安や怒りの感情がますます沸くので、落ち着いた行動には移れない。

食べ物を口にした途端、止まらなくなるのは意志の問題以上に身体のストレス反応の問題なのです。

では、身体のストレス反応をおさえるには、どうしたらよいのでしょうか?

まず、本人の意志をこえて自制心が効かなくっていたら、これは身体の本能的なストレス反応
が起こっていると知ることです。
2番目に、身体の反応だから、ある種のことをすることで、身体がいうことをきいてくれることを
信じます。
身体のストレス反応を「休止」させるには、身体に身の危険がないことを知らせます。
(実際にはないのですから)
それは「呼吸」を遅らせることです。

呼吸が安定してくれば、心拍もさがり、筋肉もリラックスしはじめ、思考モードも復活し
今の状況を客観的にみることができるようになります。
意識を呼吸にむけ「吸って・・・」「吐いて・・・」と心の中で言いながら、息をしている
感覚に集中します。
これにより、自分をコントロールすることが可能になってくるでしょう。

ただし、呼吸法も、急にしようとしても上手にできるものではありません。
毎日の練習で取り入れておかなければ、いざ、ここで・・・という時に活用することは
むずかしいでしょう。