床ふきは優れた健康法

現代の人たちの掃除法って、床をふく場合、だいたいクイックルワイーパーが多いですよね。

ささっとできるし、身体が楽だし、時間がない時などはとても便利です。

しかし・・・

古来からある、「雑巾がけ」

身体の健康とメンタルを整えるために、これを活用しない手はない・・・という手法なのです。

まずは、健康に関して。

私たちは二足歩行をしています。寝ている時以外は内臓は縦に並んでいますね。

すると、重力の関係でどうしても、下へ下へと落ちやすくなります。
(特に運動不足になり腹筋・背筋などの抗重力筋が低下する年代から)
下のほうにある臓器は圧迫されて、可動域が狭くなりますよね。すると、血行不良をおこしやすく、機能が低下していきます。

一方、動物たちは四つ足歩行です。背骨から内臓がぶらさがっているような状態です。これだとそれぞれの臓器が独立しているので、内臓が自由に動くスペースがあり負担がかかりません。

話を雑巾がけに戻すと、手で床をふくポーズはこの四つ足動物の状態になります。
内臓が揺れると血液循環を促し、活性化してくれます。

また、身体をつかっていると、いろいろと考える脳「大脳皮質」がお休みの状態になるので、身体の治癒力や生命力を高めてくれる脳の中心「脳幹」が元気になります。
次にメンタルに関して。

床の汚れ(穢れ)をはらうのに、自分のエネルギーをじかに床に届けるわけですから、クイックルワイパーよりも、効果があります。距離感からしてもそうですよね。

身体をケアしてもらうのに、何かの器具でされるより、直に「手」でしてもらったほうが、「気持ちいい」ですし、伝わるものがあります。

床をふきながら、生活させてもらっていることの感謝の思いとか、きれいにしよう!という思いとかあわせると、掃除をしているほうも心が洗われて、すがすがしい気持ちになります。

いろいろと悩まされていることや、心がとらわれてしまっていることもその間はきっとクリアな状態になっていることでしょう。

ということで、いろいろな効果を考えると、「床ふき」(ぞうきんがけ)は、労力をかけても、けっしてマイナスにはならない行為だと思います。

たまには、グッズに頼らないで、雑巾で「床ふき」やってみましょう~

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP