自然治癒力について1(能力を上げる)

がんに限らず、あらゆる病気や怪我をなおしてくれるのは、身体に備わっている自然治癒力です。
風邪をひいて1週間もすれば治るのは、薬や注射がなおすのではありません。
切った傷もやがてくっつくのは、テープや絆創膏を貼ったからではなく、体内のいろいろなシステムが総動員してもとの状態にもどしてくれる・・・これが自然治癒力です。

がんが発症する・治癒させる・再発を予防する・・すべてにこの自然治癒力が高いか、弱まるかにかかっています。

では、この自然治癒力・・・どうしたら高めることが出来るでしょう?

病気や怪我をして、免疫細胞を発動させる・熱をださせる・細胞分裂を早める・、悪いものを体外へ排出させる・・・・これらの総括は脳で行われています。
脳の中心部が司令塔となり、各器官に命令をだしているのです。

脳の働きですから、その働き具合には「能力」というものが存在します。
自然治癒力をたかめるには、能力UPする必要があります。

では、脳の能力を高めるには?
脳がもっとも好む「フロー状態」というものがあります。
それは、身体全体がリラックスして、集中状態になっているときなのです。
氣があれやこれやとうつろぐことなく、一心に取り組んでいる時。
そのときこそ、脳が喜び、身体にとってもっともよい状態の司令を出すときです。

逆に脳が披露し働きが弱まるとき・・・それは過去のことや未来のこと・目の前にない仕事のことなどあれやこれやと思い煩っているとき、莫大なエネルギーを消費しながらも脳が本来の仕事をできずにいます。
フルの仕事で手一杯なのに、免疫のこと・自律神経のこと・ホルモンのこと・・・微調整する余裕がなくなります。

ガンという病気になれば、不安や心配ごとなど、心を煩わすことが多くなりますが、治癒のためには、脳が最大の能力を発揮する(自然治癒力を働かせることができる)時間を持つことが大切です。
・身体がリラックスできること(ヨガや体操)
・好きなこと(趣味)などに熱中する
・ウォーキングで身体を動かす
・自然の中で、五感の感覚を味わう
・食事や入浴でも、その感覚を味わい尽くす

意識をどこに向けるかによって、日常の生活でも、自然治癒力の能力UPの機会は多々あります。
こんなことで、ガンがなおるわけがない・・・と決め付けるのをやめましょう。
身体のメカニズムを最大に生かすために必ず必要なことなのです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP