生理周期にはホルモンの働きかけが必要ですが、このホルモンも「脳下垂体」「副腎」「卵巣」これらの臓器がともに連絡をとりあい、バランスをとっていい状態で働こうとしています。
が、何らかの影響で、1つでも機能低下をおこしたり、過剰な働きをするとバランスが崩れ、うまくいかないのです。
生理周期が極端に長いや短い・基礎体温が定まらないなどの問題があるときそれぞれチェックしていき、疲労していないか、ゆがみや圧迫がないかを調べ、機能の向上をはかる必要があります。
「副腎」
この臓器はストレスに大変弱いのです。
最近では、副腎疲労症候群なども現代病の1つとして取り上げられていますね。
副腎が疲労し、機能低下をおこす原因は・・・?
これは、脳がストレスを感じたときに分泌され、身体がストレスに対抗することができるよう働くホルモンです。
コルチゾールは朝に一番多く分泌され、日中の活動に備えます。
そして、夜間の分泌は非常に低下するようになっています。
ところが現代の生活リズムは夜間でも活動することが増えました。「働いていないから大丈夫!」ということではありません。
ネット検索をしたり、ビデオをみて興奮したり・・・何気ないことでもストレス反応というのは身体の中で起こっているのです。その都度、コルチゾールが分泌されているとしたら、副腎が疲れても無理はありません。
副腎は脳に次いで、ビタミンCを必要とする臓器です。他にもたんぱく質やビタミンB・亜鉛なども必要としますが、現代の偏った食事で、これらが不足すると、副腎に無理がかかります。
副腎の働きの中に、炎症を抑えるというものがあります。
アレルギーの問題や、有害物質の蓄積など身体で炎症反応がおこれば、副腎がより働くことになってしまいます。
また、副腎は血糖値をあげる働きをも担っています。
糖質の過剰摂取により、血糖が一時的にあがり、そのあと急降下したとき、それをもとに戻そうとする働きをします。
身体的・・・時差・夜間シフト・睡眠不足・過労・薬の服用
精神的なもの
副腎はこれらのホルモンと生殖に関するホルモンを分泌しています。
ですから、副腎を健康な状態で保つことはとても重要です。
副腎だけをみても
・ストレスケア
・規則正しい生活
・栄養管理
といった普段の生活の質が、副腎に影響を与えていることが、おわかりいただけると思います。
「妊娠とスイーツ♡・・・関係ないわ」というわけにはいかないのです。
今日のスイーツも意識していないところで、身体の中では多方面に影響を与えていますよ。
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