なぜ、ガン化するのか?②「氣」編

「氣」というと、理解しがたいかもしれませんが、日常的に 氣があう・氣がはる・氣疲れする・氣落ちする・氣がめいる 氣が散る・・・・など、精神状態を表すのによく使っていま すよね。

身体の状態にいたっても「元氣」だと調子がいいときですし、 「弱気」や「病気」のときには活力はでませんね。

「氣」の定義というのは、宇宙の根源的要素、つまり超エネ ルギーということになります。このエネルギーが凝集したも のが、素粒子となり、それらが集まって原子をつくり、それ らの集まりが分子となり、細胞の1つとなっていくのです。

では、この宇宙の根源的エネルギーがどうやって私たちの身体 を構成するか・・・?それが、意識・精神・心になるのです。

意識や心を通じて、身体に決定的影響を与えます。

「病は氣から・・・」という言葉のとおり、氣の持ちようで 身体の状態はどうにでも変わっていくというのは真実なのです。

ガンに限らずさまざまな病気の要因には、「ストレス」があげ られます。
ストレス状態になると、身体ではこんなことがおこっています。

人はストレス環境下では、たいてい、思考がフル活動の状態に なります。
なんで、こんな結果になるのだろう?
どうしたらいいのだろう・・・。
このままでは、大変なことになる。
ああなって、こうなって、もしかしたらこんな風になったら もう生きていけない・・・などなど。

身体のエネルギーはこの思考のためのエネルギーに使われます。
身体では、消化器系の不具合、血液の状態の悪さ、体の硬さやコリ、 睡眠の状態の悪さなどを本人(自律神経を通じてや本人の感覚)に 訴えかけていますが、ストレスでいっぱいで忙しい状態なので そのメッセージを受け取ることができません。

本来ならこの時点で身体にとって養生となる対策をとれば問題ない のですが、自分の思考のことで手いっぱいですので、身体のことは 二の次です。

また、さきほどの宇宙のエネルギーである「氣」は、意識やこころ の状態を反映して、その量を存分に受けることができますが、スト レス状態の意識では、そのエネルギーの受け取りがスムーズにいき ません。

結果として、身体のなかの「氣」=エネルギーレベルが低下する。
身体の細胞レベルのSOSサインが届かず、適切な対応ができない。

こういったことが、数ヶ月や数年積み重なり、病気の発症につなが っていきます。

ストレス自体は生存のために必要であったり、自己成長のために 役に立ったりすることもあります。
ストレスが悪いのではなく、その状態に固執してしまい、エネルギー 源である氣を需要できないことや身体の中を流れる氣の循環を滞ら せてしまうことが問題なのです。
その結果、身体から発せられる自然治癒力(体を治そうとする力) が衰退してしまい、発病という結果になってしまいます。

ストレス状態でも、意識して、氣を受け取る時間(呼吸法や自然か ら)や体のなかをめぐらす習慣をもつことが重要です。

病気を治すという過程でも、上記のことはあてはまります。
誰でも病気は早く治したいと思うものでしょうが、 早く治したい・・は今の状況は不満であり、今は病気の状況だと いうことを再認識しているようなものです。
それが、あらたなストレス源になると、治癒の足かせになりかねま せん。

やみくもに早く治すことばかりにとらわれず、氣を需要するような 生活・体の氣をめぐらすような動きを心がけましょう。

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