冷え性対策

・食べ物
旬を意識しましょう
食べ物には何カロリーといった栄養価だけでなく、 身体を冷やす・温める・締める・緩めるといった性質が あります。
自然な生活を考えれば、旬の食べ物にはその季節にあう 性質が備わっています。
たとえば、夏野菜(きゅうりやトマト)は身体を冷やす作用が あるので、暑い季節においしく食べることができます。
根菜は身体を温める作用があるので、冬にあう野菜ですよね。

あと産地も参考に。その季節その土地でとれるものが、そこに 住むひとの身体にあうということなのです。

・発酵食品をとる 消化にすぐれている・栄養価が高い・解毒作用が高い 腸内環境を整える など、食品としてのすぐれものです。

日常的な問題となっている放射能や環境汚染などの問題を考えると 発酵食品は毎日でも摂取したいものです。

・排泄機能を高める
身体に余分な水分が滞っていると冷えてきます。
水分をしっかり取ることの前に、きちんと排泄出来るかどうか が大切です。
身体を温める対策をとりつつ、水だと身体が冷える人は利尿 作用があり、尚かつ温まるハーブティーなどがよいでしょう。

脚や顔がむくむようなら身体が冷えて水分が停滞しています。

・ 薬に頼りすぎない
市販の薬や栄養サプリ・・・少しの不調なら市販薬ですぐ治るからと 安易に利用する方が多いようです。
特に痛み止め・・・女性は生理痛や頭痛などで服用する機会が増えます。
しかし、解熱鎮静といって、そもそも身体の熱を下げる作用があるので 冷えを生んでしまいます。
身体が冷えると、血行が悪くなり痛みは増えていきますので、常用が必要 なら根本的に冷えを改善する必要があります。

・気を開く・流す
身体を巡る「気」が停滞すると、「血」の流れも滞ります。
「気」とは身体に備わっているエネルギーですので、これが高まり、広がり 体中を巡ると心身ともに元気でいられます。

いろいろな運動は体力を高めるだけでなく「気」に関しても作用します。

・足腰の筋肉を使う
運動の中でも、瞬発的な運動やゲーム性の高い運動ではなく、じわっとした ゆっくりの運動をおすすめします。
特に足腰は全身の70%近くの筋肉をしめています。
ゆっくりとしたスクワットなどは熱を生むのに適しています。

また、ウォーキングは足腰の筋肉に負荷をかけるのに適しているほか、前述の 「気」を開いたり高めたりするのにも効果的です。

・あたためすぎに注意
冷えがきついと、靴下の重ねばきをしたりカイロを貼ったりしたくなります よね。冷えがきつくなると不調を引き起こすので、致し方がないのですが いつまでもその状態では低体温から抜け出せません。

身体は筋肉と同じで使う機能は強化されますが、必要のない機能は衰えて いきます。いつも過保護にしていては、身体が熱を生み出そうとする必要性
がなくなり
、いつまでも冷え体質のままです。

食や運動で体質を変えていく一方で、あえて寒さの中を歩いたり、少し薄着
に挑戦したり・・・といったことをしてみましょう。

・ストレス
一般的にストレスは交感神経が優位になるため、血管が収縮し、血行が悪く なり特に手先・足先の末端が冷えていきます。

逆に、冷え体質だと、神経が過敏になりがちなのでストレスを感じやすい ということにもつながります。

ストレスのかかった身体は緊張が高く筋肉も硬直しています。
ストレッチやリラクゼーション効果のある体操などで心身をほぐすことが 大切です。

  

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