現代は医療が目覚ましく発展したにも関わらず、さまざまな
病気があふれかえっていますね・・・
原因はいろいろありますが、一昔前と比べると、私たちの
身体自体が弱くなってしまった部分があります。
それは・・・
1・あごが弱い
2・菌に弱い
3・足腰が弱い
ことに尽きるのではないでしょうか・・・・。
1について・・
昔から「よく噛んで食べなさい」とよく言われたものですが、
現代の食事は、カタカナ食が増えました。ハンバーグやオムライス
パスタにサンドイッチ。これらは食感がよく、よく噛まなくても
飲み込むように食べられるのです。
このことで、現代人はアゴが発達せず、子供たちの中でも、アゴの
大きさと歯の大きさがあわず矯正が必要なケースも増えています。
アゴの力というのは、生命力を表しています。
病気をすれば、アゴに力が入らず、柔らかいものを食したくなります。
元気なときは、硬いものでも、噛みちぎる力があふれています。
一流のアスリートは踏ん張る力があるので、アゴが発達していますよね。
生命力を高めるために、アゴに負担をかけるような食事をしましょう。
小魚や野菜・・いわゆる伝統的な和食がよいのです。
2について・・・
私たちのまわりはいろいろな菌であふれています。
病気になると、あの菌が悪い・この菌で発病しただのといって、抗生
物質などでその菌をやっつけようとします。
しかし、本来はその菌がいても、体内ではうまくバランスをとって、共生
できるシステムが備わっています。
その菌を利用して、体内の免役が強くなり活性化することもそうですし、
良性の菌が増えて体内を調整してくれることもそうです。
つまり、いろいろな菌にふれることで、私たちは健康を維持できているの
です。
ところが、最近は菌を徹底的に排除する風潮があります。
徹底した手洗いやうがい・除菌グッズ・消毒液・・・
こうして菌に対して免疫力がなくなればちょっとした菌に感染しただけで
すぐに発病してしまうでしょう。
菌にたいして神経質にならないことが重要です。
3について・・・・
足腰の強さは、物事を推し進める力となります。
これが弱いとすぐにあきらめて逃げ出してしまったり、ストレスに対して
弱くなり、そこから、不調を引き起こしてしまったりします。
足腰の力が弱くなったのは、カルシウム不足などの影響もありますが、
一つの要因として、洋式スタイルの生活にあります。
椅子の生活や洋式便座でしゃがむことがないこと・布団のあげおろしの
ような動きの必要性がないこと・・・
たしかに快適にはすごせますが、毎日の積み重ねで培われるはずの足腰の
筋力がすっかり弱くなってしまいます。
最近では小学校でも、しゃがんで用が足せない子も増えていることから
洋式トイレを増設したりするらしいですね。
今更、生活スタイルをかえるわけにはいきませんが、足腰の筋力不足は
大きな問題だと認識しなければなりません。
高齢化社会にあって、いつまでも身のまわりのことが自分でできる生活
をおくるには、足腰の力は非常に大事です。
鍛えるには、歩くことや、ゆっくりとしたスクワットなど、少し意識
すれば、すぐにできることです。
健康を創造することを意識して、1・2・3について強化できる取り組み
をやっていきましょう!!
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