自律神経のバランスが崩れていると自覚されている方、 そこまでではないけど、いくつかの不快症状がある方
たとえば
・冷え感・めまいや耳鳴り・頭痛・立ちくらみ・動悸・ 情緒不安定・うつ症状・冷や汗・下痢や便秘・肩こり など・・・
いくつか思い当たれば、自律神経のバランスが崩れているかも・・・
これらは器質的な問題があることは少なく、病院で検査しても 原因が特定できません。
病院側もこうした症状に対して自律神経失調症ですねぇ・・・と 診断し、根本的な治療にはならないでしょう。
この不調は○○科、この不調は○○科・・・ではこの不調は何科を 受診すればいいの?とドクターショッピング状態になる方も少なか らずいらっしゃいます。
検査上はどうもなくても不調がおこっているということは、何かし らの原因があります。
冷えの問題をはじめ、血液の循環・水分代謝・栄養状態・呼吸の仕 方・姿勢の問題・骨格系の問題・コリやゆがみ・頭骨や仙骨稼働の 問題・・・
1つずつみていき、問題を解決していく方法は時間がかかるようでい て近道になります。
自律神経は図にあるように、脳の中心部~背骨~尾骨にいたるまで その流れが分布しています。
そして、内臓の働きをコントロールしているのですが、その神経の 流れが滞っていれば、内臓の働きが悪くなることは、安易に予想が つきますね。
また、内臓の調子が悪くなっていけば、神経を通して、背骨から 脳に信号を送る・・という逆ルートの働きも兼ねています。
つまり、(自覚はしにくいですが)背骨が硬直する・首がこる・頭痛 がする・・・などの身体反応が出ていることは、自律神経の流れが悪 い・もしくは内臓からのSOSが出ているということになります。
たとえば自律神経のバランスが乱れる原因の1つに、重い・または長 期に及ぶストレスを感じていたということがあげられます。
ストレスがかかると、どうしても気分が塞ぎがちになるので、姿勢が 前かがみ気味になります。
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呼吸が浅くなり、肋骨の稼働がせまくなり、硬くなっていきます。
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肩甲骨を前方に引き寄せるので、背中が丸くなり、動きが悪くなります。
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上半身にある内臓(肺)の稼働が悪くなり、血行も悪くなります。
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肋骨の下部にある横隔膜の動きが制限されます。
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横隔膜の下にある臓器・・・肝臓・腸・腎臓・など消化器系・代謝に関 する臓器の働きが悪くなります。
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肝臓に負担がかかると・・・解毒作用が衰え、体内の老廃物が増える 腸に負担がかかると・・・・便秘や下痢など排泄が不安定になり、腸内 環境に影響が出る
腎臓に負担がかかると・・・水分代謝が悪くなり、老廃物の排泄が衰える
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また子宮や卵巣に負担がかかると、ホルモンの分泌に影響が出ます。
更年期に自律神経のバランスが悪くなるのは、お互い影響しあっている ためなのです。
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不調な場所は、冷える・硬くなる・臓器のねじれや下垂がおこる
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臓器とともにその周辺の神経やリンパの流れが悪くなる
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臓器の機能が著しく低下する
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その臓器の周辺の臓器や関連するもの、それを補い合っている臓器が 影響をうけて不調になっていく
(肝臓⇒胆のう 腎臓⇒膀胱 肺⇒大腸など)
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この結果、さまざまな不快症状があらわれます。
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また、それをある程度の期間、放置しておくと、神経の流れの大もとで ある背骨(脊椎)自体も硬直してきます。
肩こりや首のコリ・頭痛などの自覚症状がでます。
硬直しているものを柔らかくしていくには、
・背骨に関して・・・背骨自体に動きが加わる体操
・内臓に関して・・・横隔膜をしっかり上下させる
(腹式と胸式を同時に行える呼吸法により内臓全体の血行を促す)
これらの方法により、直接的な背骨へのアプローチと内臓から神経への 働きかけを行うアプローチとなり(他者による施術方法と自分でできる 養生法の組み合わせ)神経の流れを良好にし、バランスをとり戻させます。
身体が出しているサインは・・・・硬直やゆがみ・症状は、アプローチ法 をさぐるための貴重な手がかりとなります。
お一人ずつの体質や身体つきや症状をみさせていただき、それをもとにどう いった対応をしていけばよいかを考慮していきます。
身体自体がおこなっている「働きかけ」という作用が効率的に稼働する ように、施術なり、養生法の指導をさせていただきます。
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