しあわせ体質を作る「今日の楽しかったこと」を考える効果

1日に1回、楽しかったこと・素晴らしく感じたことを思い出し、それを 再体験するのは、非常に効果的です。

脳のなかの「扁桃核」という場所では、入ってきた情報を処理する際に 「快」なのか「不快」なのかを判断し、それに基づいて次の処理を行います。
快に基づくものなら、必要不可決なものとし、神経の流れを活発にし、関係部署 の領域にまで発展させて処理していきます。
つまり、やる気に満ち溢れている状態・・・集中力が高まり、效率があがり、 興味や好奇心をもって望んでいる状態ですね。

一方「不快」と感じたらなら、身に危険が及ぶかも知れない(古い本能で、そう 感じてしまう)と感じ、ストレス反応を起こします。
イヤイヤ事を進め、能率が上がらない状態です。

なにかの情報がはいり判断するさい、「快」と感じられるのか、「不快」と 感じるのかはそのあとの行動に雲泥の差がつくものなのです。

何事も楽しく、成果があがるように事を行えることは、しあわせ体質には欠かせ ないことです。能力の差にもつながるでしょう。
「快」の回路は積極的に取り組むこころ、いい心の状態は感動する心につながり ます。感動する心は、「小さなしあわせに気づく力・喜べる力」です。

「快」と判断する能力は、楽しい・いいなぁと感じる回数を増やしていくことです。
その機会をみつようと努力すれば、「快」を感じることが上手になるのです。
人の身体や能力は使い鍛えれば強化され、つかわない機能は退化するものだからです。
その「快」のチャンスを増やすために、実体験のみならず、また思い出してその 「快」の感覚を再び味わうのです。
1つの「快」が2倍に 2つ「快」があれば4個と思い出せば出すほど、快体験が 増えていきます。
そうやって喜び上手になっていくのです。

あと感謝をすることも、「快」の感覚を得ることにつながります。
はじめはなんの感情も湧いてこなくても、この体験が最後かもしれないと 考えてみたり、この体験をするにはどれだけの恵まれた環境が必要なんだろう と考えてみたりすると、違う視点から視ることができます。
すると、まわりの人や、今ある環境に「感謝」の気持ちがわいてきます。
「ありがたいな」と思う気持ちは自分自身をすがすがしい気持ちにさせてくれ 「快」の感覚につながっていくのです。

いいことがあるから、いい気分になる・・・それもありますが、いい気分 だからいいことが起こる・・・ものなのです。
積極的に「快」を得るよう努力するのは、本当に自分のためになるんですよね。


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