頭痛や生理痛が頻繁におこる場合、消炎鎮痛剤を服用されている
方がいらっしゃいます。
痛みが強い時とか仕事の都合上どうしても必要な時など、時々の服用なら
心配ないですが、数年間、常用となると薬の害が出てきます。
発熱を促すものです。つまり、これが引き起こす症状がつらく 鎮痛剤を服用するのですが、その結果、血管を閉じることにより、 血流障害が起こります。そのことで冷えがきつくなったり、老廃物が うっ積したりします。そのため痛みのもとが増えてしまいます。
また、消炎鎮痛剤に限らず、ステロイド・利尿剤・降圧剤・気管支拡張
剤・抗アレルギー剤・精神安定剤・睡眠薬などでも同様の作用があります。
つまり、これらの薬を常用していくと、根本の原因には波及していないため
症状がおさまらないばかりか、あらたな不調を呼び起こし、さらに薬が
増えていくというサイクルに陥ってしまいます。
痛みを取るために必要なことは、血流を回復させることです。
そのためには、身体を温めたり、体操をしたり、副交感神経が
優位になるようなリラクゼーション方法を取り入れることです。
薬の服用頻度を徐々に減らしながら、こういった対策をとらなければ
クスリ漬けの将来になってしまいます。
また痛みは、身体のその器官が「トラブルにあい、機能不全になって
います・・・なんとかしてください」というSOSの発信なのです。
そのSOSを痛み止めでごまかしていると、身体の中では、トラブルが
ひどいものになっていくかもしれません。
早めにSOSを真剣に受け止め、対策をとっていきましょう!
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