コロナ対策6 粘膜免疫「唾液」を増やす

いろいろな、コロナ対策があふれていて、何を信じて、何を実行すればいいか選択が難しいですね。

コロナウイルスの実態がわからないし、これまでの「ウイルス」の性質とは毛色が違っている部分も多々あるようです。

自分の免疫力を上げることは、もちろんですが、免疫システムは血液の中だけではありません。

「粘膜免疫」があります。

外界のものが、私達の体内に入るには、この粘膜というバリア・関所を通過しなくてはいけません。

そこの番人になってくれているのが、鼻の奥・口の中の常在菌・唾液・気道の粘膜・涙・・こういった液体です。

ウイルスが入ってきても、即効で体内に入るわけではなく、こういった場所でいったんは張り付き、そこで増殖し続けたものが体内に侵入します。

だから、乾燥がよくないとか、水分の少ない高齢者は感染しやすいと言われています。

粘膜を潤すために、うがいをたびたびするとか、こまめに水分補給とかするのがいいということも言われます。

もっといいのは、自分の口の中を自然に潤すことです。
唾液の分泌を促すということですね。

唾液には、消化作用だけでなく、「IgA]という成分が含まれていて、これが免疫の役割を担ってくれます。

つまり感染予防の強い味方なのです!

でも、ストレスがたまっていたり、だまったままだったり、口が開いていたりすると、唾液の分泌は減るし、乾燥もします。

そこで、今回は唾液分泌アップ体操をご紹介!!

①口を軽く閉じて、舌先を上の歯の前面と唇の間におく
②舌先で、歯の前面をなぞるようにして、右へ
③同じ要領で、右 ⇒ 下 ⇒ 左 ⇒上へと右回転
④同じ要領で左回転

これを2回通り行えば、じわっと唾液が分泌されているはずです。

そして、ある程度、唾がたまったら、一気にごくん!です。

きつい・・できない・・という方は、舌の動きの柔軟さに欠けているのかも。
普段から、唾液の分泌がすくなくなっている可能性があります・・・。

毎日、少しづつでも動かしていれば、なめらかに動くようになります。

また、耳の下のリンパ腺のあたりを手の平全体を使って、さすったり、マッサージをしたりも分泌を促してくれます。

うがいをする時間がないとき
水を飲んで、口腔内の唾液成分が薄まったとき
人と会って話をしたり、密集空間にいたとき

仕事中であっても、思いついた時にできますし、マスクをしていたら、どこででもできます。

地味な対策ですが、ぜひ、やってみてください。

仮に抗コロナウイルスとならなくても、消化活動がよくなるとか、
アンチエイジングとか、虫歯を予防するとか、歯周病になりにくいとか、いろいろな効果がついてきますよ。

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