いろいろな、コロナ対策があふれていて、何を信じて、何を実行すればいいか選択が難しいですね。
コロナウイルスの実態がわからないし、これまでの「ウイルス」の性質とは毛色が違っている部分も多々あるようです。
自分の免疫力を上げることは、もちろんですが、免疫システムは血液の中だけではありません。
「粘膜免疫」があります。
外界のものが、私達の体内に入るには、この粘膜というバリア・関所を通過しなくてはいけません。
そこの番人になってくれているのが、鼻の奥・口の中の常在菌・唾液・気道の粘膜・涙・・こういった液体です。
ウイルスが入ってきても、即効で体内に入るわけではなく、こういった場所でいったんは張り付き、そこで増殖し続けたものが体内に侵入します。
だから、乾燥がよくないとか、水分の少ない高齢者は感染しやすいと言われています。
粘膜を潤すために、うがいをたびたびするとか、こまめに水分補給とかするのがいいということも言われます。
もっといいのは、自分の口の中を自然に潤すことです。
唾液の分泌を促すということですね。
唾液には、消化作用だけでなく、「IgA]という成分が含まれていて、これが免疫の役割を担ってくれます。
つまり感染予防の強い味方なのです!
でも、ストレスがたまっていたり、だまったままだったり、口が開いていたりすると、唾液の分泌は減るし、乾燥もします。
そこで、今回は唾液分泌アップ体操をご紹介!!
①口を軽く閉じて、舌先を上の歯の前面と唇の間におく
②舌先で、歯の前面をなぞるようにして、右へ
③同じ要領で、右 ⇒ 下 ⇒ 左 ⇒上へと右回転
④同じ要領で左回転
これを2回通り行えば、じわっと唾液が分泌されているはずです。
そして、ある程度、唾がたまったら、一気にごくん!です。
きつい・・できない・・という方は、舌の動きの柔軟さに欠けているのかも。
普段から、唾液の分泌がすくなくなっている可能性があります・・・。
毎日、少しづつでも動かしていれば、なめらかに動くようになります。
また、耳の下のリンパ腺のあたりを手の平全体を使って、さすったり、マッサージをしたりも分泌を促してくれます。
うがいをする時間がないとき
水を飲んで、口腔内の唾液成分が薄まったとき
人と会って話をしたり、密集空間にいたとき
仕事中であっても、思いついた時にできますし、マスクをしていたら、どこででもできます。
地味な対策ですが、ぜひ、やってみてください。
仮に抗コロナウイルスとならなくても、消化活動がよくなるとか、
アンチエイジングとか、虫歯を予防するとか、歯周病になりにくいとか、いろいろな効果がついてきますよ。
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