本来、子宮内でしか存在しない内膜が子宮以外のパーツで増殖し、妊娠の過程
を阻害してしまうものですよね。
西洋医学的にも、そのような場合は内膜が増えないようにホルモン分泌に働き
かける薬を用いるだけで根本的な原因や対策は取られないのが現状です。
なぜ、本来は存在できないところで子宮の内膜が増殖していくかを推測してみ
ると、身体は子宮の内膜を厚くしたい・・・けれど、本来の場所は不具合があ
ってとてもそこで増殖できる環境ではない・・・近隣で増殖できそうな場所を
さがす・・・その場所で増殖をこころみる
そして、2番目の問題は、身体はそこにあるべきではないものが住み着こうと
すれば免疫なるものが働きストップをかけるのが健全な働きなのに、それが
スルーされてしまうこと。つまり免疫の働きが弱く、ストップをかけられない
状態であるということです。
子宮の状態が改善されて、妊娠が可能なぐらいのよい状態になれば、内膜が
子宮以外で増殖する必要がないから内膜症の症状は改善されてくると考えら
れます。
対策としては、
冷えがなくなることで、子宮の状態もよくなるとともに免疫力の増進にもつながります。
乳製品などは、乳の出をよくするためホルモン剤を投与されています。
それが人の体に入って女性ホルモンと似た働きをするため、ホルモン 過剰な状態となってしまい、内膜増殖に働きかける可能性があります。
乳製品の他のさまざまな問題を併せて考えても、乳製品は控えめにし たほうがよいと思われます。
増えた内膜は、生理時にしっかりと排泄できなければいけませんよね。
排泄の力を高めるためには、子宮自体が正常な場所にある・歪みや硬直がおこっていない・他の臓器からの圧迫がない・・・ことなどが必要です。
それらを改善するには、>不妊>妊娠力を低下させるもの>排泄力のブログ記事を参考になさってくださいね。
内膜症をおこしている根本的な原因を取り除く対策をとり、生理痛がないこ
と・生理周期が安定することをまずは目指してみてください。
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