クライアントさんの中には、なにか病気があるというわけでもないのに
しょっちゅう、「疲れる」「だるい」といった症状に悩まされているかたが
いらっしゃいます。
そういった方々に共通するのは、神経が過敏ということとなにかのせいに
することが多いこと。
普段の会話の中でも、ちょっとした身体の変化に対して「がんかな・・・?」
とかTVの健康情報をみては、「こういうタイプだから○○の病気になりやすいん
だって・・・。○○になるのはいやだなぁ」と心配します。
また、そんな年齢でもないのに、「年だから、もう老眼になって・・・」
「若くないから代謝が落ちて太る・・・」「医者が治らないと言ったから
なおるはずはない・・・」
おそらくご自分の思考の癖には気がつかず、何気なく使っている言葉だと思い
ますが、これが生命のエネルギーを確実に消耗させてしまうものなのです。
本来の人間は、元気でいて当たり前なのです。本来のもともとの氣と書きますよね。
これを失わないような生活や心構えを崩さないことが、健康でいる最低限の条件
なのです。
元気でいることが当たり前なのだから、そうでないときは(病気のときもあわせて)
なにかが間違っている。だから改めないといけない・・・自分の思考や生活態度や
習慣を見つめるべきなのです・
病院や医者は、病になったとき、それを取り除くための処置をしたり、対応をして
くれますが、「元気」を取り戻すのは自分の責任なのです。
健康なものは元気がある・・・△・・・ある条件ではそうですが、絶対にそうとは
言えません。
元気があるものは健康である・・・・○・・・たとえ肉体になにかの問題があった
しても、健康でいることはできるのです。
現状、なにかの病気だとすると、それを、なんとかしよう・・・症状をおさえようと
することに躍起になるかもしれません。
しかし、その前に、元気であることが本来の姿だと思い出し、それを自分のものに
しようとする心の強さが必要になります。
心の強さ=積極性を得るための手段はいろいろありますが、まずは、
こんなふうになったらどうしよう・・・?
○○の病気かも・・・という不確実な心配ぐせをなくすことです。
そんな思考をしている自分に気がつき、そこから意識をはずすことです。
考えている自分に気がついたら
「先の心配はそのとき!」とか「次に行こう(呪文として)」と
つぶやいて、目の前の出来事に意識を移す。
身体を疲労させるのは、肉体的な活動や環境とかより、自分が考えていることの
出しているエネルギーによるものが大きいのです。
疲れることの多いかた・・・思考のパターンが積極的な方向にむかっているのか
消極的な方向にむかっているのか要チェックです!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。