タンパク質などの栄養やビタミン不足などを気にかける人は多くいらっしゃいますが
酵素についてはいかがでしょうか?
直接、これが「酵素」と目に見えるものではないので、意識しにくいですよね。
近年の食生活では、意識しない限り充分な酵素がとれなくなりました。
野菜や果物が育つ環境においては、化学肥料や農薬などで土自体がやせ、野菜の
栄養価はどんどんさがっています。
それに伴い、含まれる酵素の量も減っています。
さまざまな食材にも、添加物や化学調味料・保存料がふんだんに使われていますね。
これらが、体内に入ると、消化する際に多くの酵素を消費します。
このように、入る酵素の量は減っているのに、消費する酵素の量は増えているのが現状です。
他にも高カロリーの食事・不規則な食事・加熱中心の食事などにより消化するための
酵素が非常に多く使われています。
さて、このように消化するための酵素がより多く必要になって、私たちの身体はどう
変わったのでしょうか?
消化酵素を分泌する‘膵臓’や‘唾液腺’がどんどん大きくなってきています。
体重比で考えると、人間の膵臓の大きさは、牛や馬の2倍から2,8倍もあるのです。
そのかわり、脳が小さくなっているというデーターがあります。
たくさんの酵素を消費する脳を小さくすることで、全体のバランスをとろうとする
生命の不思議でしょうか?
脳が小さくなるということは、衰退していくことを意味します。
では、もし、意識して充分に酵素を外部からとったなら、膵臓や唾液腺ががむしゃら
に頑張って消化酵素を分泌しなくてもすみます。
(食事の量を腹8分にする・よく噛んで食べるなどの習慣は大事です。)
その結果、消化を担う唾液腺や膵臓への負担が軽減され、現状よりは肥大しなくてすむでしょう。
そうすれば、その分、脳へエネルギーがまわり、脳が大きくなります。
結果として、頭のいい状態を作りだせる・・・・。
脳が大きくならなくても、酵素がしっかりと脳の神経ネットワークへ働きかけるようになるので、
頭の働きがよくなるのは理解できますね。
おなかがいっぱいだと、ぼーっとして頭がまわらない・・・・という経験はありませんか?
使われる消化酵素を節約する・酵素をたっぷり外から補給する・・・・脳トレ以上の効果があると思いますよ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。