メンタル(自責)

病気になると、どうしても、「なぜ、こんなことになってしまったのか」「家族や職場の人に迷惑をかけてしまう」と自分を責めてしまう気持ちになる時もあります。

そう思うのも仕方がない面もありますが、その気持ちを引きずっていても前向きな解決策にはつながりません。

経営において、売上が上がらない時、利益が出ない時、経営者はまず、何を思うでしょうか?
「景気がわるい」「株価が・・・」「円安だから・・・」「親会社が無理を言う」
「従業員の意識が低い」「・・・」など、いいだしたらキリがありませんが、これは「他責」・・です。
一方、「自分がなすべき努力はできているであろうか?」「自分の指示はうまく伝わっているか?」「経費を抑えるためには、従業員にどう動いてもらえばいいのか」など、従業員や社会や景気のせいにしない「自責」。
会社の発展のために他責ばかりでは、問題が解決しないのは自明の理です。

これを「がん」という病気にあてはめたらどうでしょう?
他責・・・家系だから。歳だから。2人に1人はかかるものだから。運が悪い。
     ストレスがあったから。会社のために働き詰めに働いたから。
もちろん、これらも発病の大きな要因ではあります。しかし、これだけで発病したわけではないし、これらに対して自分ができることはほとんどありません。

仮に、自分が、がんを作り出してしまったのではないかと考えてみると・・・

きちんと食事をとっていたか?バランスは考えたか?野菜を多く摂ろうとしたか?
肩こりや冷えなどを軽くみて、そのケアをしなかったのではないか?
積極的にリフレッシュするようなことを取り入れたか?
ストレスを、他人や外部環境のせいにして、自分を変える努力を怠ったのではないか?
まわりのことに重心を置き、自分を大切にすることをおろそかにしたのではないか?
生きがいややりがいなどをもって、いきいきとした時間をもてていたか?

がん発症とは、あまり関係のないこともあるように思うかもしれません。
しかし、こころと身体は密接につながっています。
いい心の状態ですごす時間が多いと、それだけで、自律神経を介して免役力も高まります。
心のもちかたが長い長い時間をかけて、体内環境を悪くすることもあります。

がんとは、事故のように、ある日突然発症するものではありません。
心のもちかた×食事や運動など生活習慣・環境×遺伝的要素
いろいろなことが積み重なり、体質を作り、そして、病気を引き起こすスイッチが入って「がん」や他のなにかしらの病気を発症します。

他の難病といわれるものや、生活習慣病も同じですが、病院で治療を受けて、「医師にがんを治してもらう・・・」姿勢では、治癒は難しいのです。
がんのバックグラウンドにある、自分・・というものを見つめ、原因は何かを1つ1つ見極めていく。そして、改善できることは、自己努力を行っていく。

その姿勢が、病院での治療成績を上げ、自分の治癒力をあげ、がんを克服する力になっていくのです。

ちなみに、「こんな病気になって、みんなに迷惑かけて申し訳ない」・・・という自分を責める気持ちではありません。あくまでも、病気になった原因は自分自身にもあるから、その原因を取り除いていこうとする前向きな姿勢の「自責」が大切です。

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