不眠について

国民の20%近く、5人に1人がなんらかの睡眠障害になやまされているという 報告があります。
入眠困難・熟睡困難・早朝覚醒などいろいろなパターンがありますが、寝た気 がせず、次の日に疲れがとれていないのなら、睡眠障害になります。



睡眠障害が起こる背景を考えてみたいと思います。

①  運動不足
車社会となり、歩く距離は意識しない限り、とても少なくなっています。
日常生活においてもさまざまな便利グッズのおかげで快適ではあるがそのぶん、身体を動かすきっかけがめっきり少なくなっています。

身体的労働が少なくなれば、睡眠の質がさがるのは、当然ですよね。

②  情報化
携帯電話やパソンコンの普及により、頭脳を酷使することが多い時代になりました。
寝る前になっても、メールチェック・インターネット・ゲーム・・・
ついついこんな時間まで・・・ということはありませんか?
画面をみつめていれば、脳はだんだん興奮してきて、寝るモードに切り替わってくれません。
眠っていても、興奮した脳は簡単に休息しないのです。

③  夜型生活
24時間営業のスーパー・コンビニ・パソコン・深夜の娯楽施設など便利で、時間を費やせるツールは身近にあふれています。
しかし、朝日とともに起き、日中働き、日が暮れたら休息するという自然の流れから大きく逸脱しています。
自然のリズムが狂えば、睡眠というごくごく当たり前の自然の営みにも支障がでるのは当たり前のことなのです。

④  食べ過ぎ・夜遅い飲食

⑤  身体の緊張
①~④などの理由とあわせ、ストレスを抱えてしまうと、身体は交感神経優位となり、力のはいった緊張状態をおこします。
その状態のままだと、リラックスモードの副交感神経へのシフトがうまく行われず、睡眠へ支障がでます。

⑥  脳の緊張
いろいろ考え事をすると眠れなくなるといいます。
考え事をやめよう・・・と思うと、どうやったらやめられるかと考えてしまいますね。
悩み事があるときは、どうしても堂々巡りからぬけだせなくなります。
思考を意思でコントロールすることは難しいものです。
コントロールするための方法を実践することをおすすめします。

⑦  低体温の問題
現代の傾向として、低体温の方が増えています。
足先が冷えて、眠れない・・・という経験があるかたも多いでしょう。
眠りにつく前には、体温ががくっとさがり、そして睡眠へとはいっていきます。
もともと体温が低いと、この下がり幅がないため眠りに入りにくかったり、徐々に上がって目覚めとなるはずなのに、体温の 変動がないため、すっきり起きられない、などにつながります。



眠るという、極めて自然な営みでさえ、支障をきたすというのは、いかに 現代人が不健康で、自然とはかけ離れた生活をおくっているかということになります。不眠の方は、生活を見直すことがまずは大事かと思います。
その上で・・・

◆  酵素浴
・低体温の解消
・しっかり発汗したあとのここちよい疲れが眠りを
・身体が活性化されるので、睡眠時間が少なくても元気に
・神経疲労・肉体疲労の解消により、身体の緊張が解ける
・生体バランスの調整により、眠りに関するホルモンや神経の流れを活性

◆  リラックス法指導
意識は、一か所にしかむかわないものです。意識を身体に むかわせれば、それは身体のリラックスをうながし、思考を 中断させる方法につながります。
方法を覚えれば、自宅でいつでも活用していただけますし、 睡眠にかかわらず、健康法として、おおいに役立つことと思います。

◆  手技療法
身体に硬直がある場合は、自律神経バランスの乱れがおこって いたり、ホルモン分泌に制限がかかっている場合があります。
睡眠のためには、副交感神経が優位になって、リラックスモード になること。セロトニンやメラトニンなどのホルモンが分泌されること・・・などが必要です。
それらを回復させるための施術を行います。
非常にリラックス感の高いものですので、ほとんどのかたが 施術中に眠りに落ちてしまいますし、施術後の身体の爽快感を味わって頂けます。

【料金】
酵素温浴 30分 ¥3,000
指 導  40~50分 ¥3,000
手技療法 60分 ¥6,000
×数回(個人差による)

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