五月病・適応障害について

新しい環境になった学生や新社会人さんが、がんばってはきたもののこの5月あたりをさかいに、ぷつっと糸がきれたように無気力になったり疲労感がぬけなくなったりします。
いわゆる適応障害と呼ばれるものですが、
・ 時間の使い方やリズムの崩れ/変化
・ 新しい人間関係での疲れ
・ これまでの目標がかなったことでの新しい目標の喪失
・ 自信喪失
などメンタルな面での原因が多いため、気のもちようで、何とかしようと考えがちですが、思考や理性で解決するのは難しいものです。



このとき身体の状態を推測してみますと・・・

慣れない環境のなか、頑張らねば・・・とプレッシャーをかける

交感神経が優位になり、身体は亢進状態が続く

筋肉は硬直し、思考はフル回転
食事や睡眠時間などの変化も身体に影響をあたえる

新環境で息の抜き方がわからず、脳も身体もリラックスできない状態
そして5月のゴールデンウイークの頃、気候の変動で急に暑くなったり身体が夏の活動型のコンディションを要求。

身体が極限状態となり、身体の安全を守るための本能が働き、活動を休息させようと働く。

その結果、疲れがとれないと感じたり、やる気がわき起こらなかったりします。

環境に慣れるに従い、身体も順応してくれば問題ないのですが、五月病の状態が長引けば、支障が出てくるかもしれません。
そうならないために・・・


◆  リラクゼーションセラピー

フットセラピーやヘッドセラピーなど、とにかく深くくつろげるセラピーをおすすめします。
身体がしっかりと休息することで、神経ルートを伝って脳の弛緩につながります。
脳のリラックスは、もやもやした心や、得体のしれない不安感・あせりなどのネガティブの感情を払拭し、前向きなこころを取り戻してくれます。

◆  カウンセリング

身体をケアしても、こころのもやが取れない場合はカウンセリングをおすすめします。
・ストレス源を明確にし、ストレスと感じる自分の思考への気づき
・こうあるべきという自分と本来の自分との距離を縮める
・新しい環境になって失ったもの・得たもの・期待できるものへの気づきなど、自分のこころに語りかけ、本来の自分を取り戻すお手伝いをいたします

◆  自律神経バランスを回復させる手技療法

あまりに心身疲労がはげしいと、自律神経失調症状態になっているかもしれません。
疲労感ややる気の喪失だけでなく、頭痛や不眠・食欲不振・消化器系の不調などを伴っているときは、自律神経系や頭骨の稼動を調整する手技療法をおすすめします。
心身相関という言葉のとおり、心のおもいは身体に影響します。
逆に身体のコンディションはこころの働きを左右します。
身体が楽になると、思考のパターンが変化してくるのはまぎれもない事実です。
誰もが、環境の大きな変化があった時や、大きなことを成し遂げた後などに大なり小なり体験するものです。
大変な時には、アクセルとブレーキの加減がうまくいきません。
そんな時は、自分の身体をいたわる時間をもち、一度立ち止まることが必要です。


【料金】
セラピー 30分~ ¥3,000~
手技療法 60分 ¥6,000
カウンセリング 初回 90分  ¥6,000

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