なにかの出来事に対して、怒る・喜ぶ・悲しむ・憂う・・・
人間として当然のことです。
しかし、これらの感情が激しく、引きずってしまうと、自分で
思う以上に、身体へ影響してくるのです。
心配のあまり胸がきゅ~っと苦しくなる
悲しすぎて、すべての気力が失われる
怒りで、手が震える
憂い煩って、胃が痛くなる
誰でも経験していることです。
ですが、身体への影響をうすうすと感じながらも、感情の虜に
なってしまうことを、つい許してしまいますよね。
おまけに、いつまでも怒りの火種を持ち続けたり、昔のことを
思い出しては悔やんだり、先のことを悶々と心配したり・・・
身体に影響のあることを、知らず知らずに、また、知ってても
そこから抜け出さない・・・ということを繰り返しています。
健康を求めるなら、この悪習慣を断ち切らなければいけません。
怒って当然、悩んで当然、心配して当然・・・ではありません。
こういった感情が芽生えたなら、そうすることで、物事がよいよ
うに変わるのかどうかを自問自答してみましょう。
怒って、相手が希望通りに動いてくれますか?
悲しみ続けて元気が出ますか?
心配したら、いい結果になりますか?
自分の今の感情がものごとの解決に役に立たないと判断したなら
その感情から離れる努力が必要です。
そのためには、今していることに意識を集中することです。
あるいは、呼吸法や身体を動かすこと、好きなことを思い浮かべ
る。こういったことで、その感情をそっとしておきます。
常に意識的であることは、大変な努力が必要かもしれませんが、
それにより、身体への害をなくし、健康を保て、ますます、物事
に集中し、意気揚々と生活できるなら、してみる価値のあること
だと思いませんか?
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