マインドフルネスに関してや、ストレスマネジメントなどについて、うんちくを
語っていても、我が身におこることは、なかなかに対処しづらいものです。
頭では理解できていても、なかなか感情的におさまりがつかないこともある・・・
私事で・・・いろいろなことがあって、物事がうまく回っていかないときがあり
ました。まだ心に少しの余裕があるときは、こう対処しよう、ああ対処しようと
考えられていたのに、重なってくると、ずっとそのことが頭の中を占めるように。
私をこんなことに追い込んだ、あの人にこう言ってやりたいとか、こんな対応を
すれば、自分が悪かったと思ってくれるのではないかとか、謝罪を求めたり
仕返しを考えたり・・・
ふと気が付けば、ずっと、それについて頭の中で会話をしている自分がいました。
それが続いたあるとき、
・パンを食べようとしても、パサパサでのどをおりていかない
・胃の場所を感じてしまう(キューてしめあげられる)
・いつも不安感がまとわりつく
・そのことを考えると、変にドキドキしてくる
・便がゆるくなる
・寝ていても、変な時間に目がさめる
・変な夢をみる
ここまできたときに、「かなりのストレス反応がおこっている」と気づきました。
このままでいくと、近いうちに病的な症状が出るような気がすると。
ここで、ふと、自分が病気になってまであれこれ考える価値があるかな???と。
健康関連の仕事をしているので、病気になってしまうと、そこから、健康を取り戻す
までがいかに大変かを日常的に見聞きしております。
健康を害している状態で自分のストレスケアをすることは、かなり大変ですからね。
と思い立ち、ストレス原因が頭を乗っ取り始めると「私が身体をこわすほどの価値は
ないこと」と自分に言い聞かせ、とにかく仕事なり家事なりをどんどんこなし、ボーっ
とする時間を極力減らすことにしました。
これを実行して1週間たってもまだ身体のストレス反応は残っています。
思考モードになると、そういった身体の反応が起こるのですが、「あぁ・・自律神経
乱れてるな」で流します。
でも、心のとらえ方は前は本当に「私は被害者!」「私ばかりが大変」という感覚で
つらい毎日・・だったのが、「今日すべきことだけをしよう」とか「仕事が良い方向
に動くことだけを考えよう」と気分が楽になっているのがわかります。
本当に人生いろいろと起こります。前向きに頑張っていても、悪いことをしなくても
起こるんですよねぇ。
こんな時にマインドフルネスからほど遠くかけ離れてしまった私は修行まだまだ・・と
気づかされましたし、あまり体験したことのないストレス反応も体感しましたし、こう
いったことも必要であったのかなと、少し前向きに考えられ始めています。
完全復帰まではまだ少し時間がかかりそうですが、(気持ちの上で・・・)この経験も
また仕事に還元できるはず・・・と言い聞かせて乗り切ろうと思います!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。