病気の状態にあるときは、大抵、治そう・とか治りたいといった
ように考えますし、当然の心理です。
近年の「ポジティブシンキング」の煽りもあり、くよくよしたり
悪いように考えたりするべきではない・・・と心を奮い立たせる
こともあるでしょう。
しかし、重要なのは、意識的に考えることではなく、無意識下で
どう感じているか・・・なのです。
治すぞ!とか治りたい!と思うと同時に、無意識下では「ホントに
治るかな?・・治らなかったらどうしよう?」と感じているかも
しれません。
そのときは、無意識に感じる気持ちが強いので、治らない恐怖や不安
が前向きな気持ちよりも強く心にインプットされてしまいます。
アレルギーや難病、ガンなど病気が複雑で治りにくい、また命に
かかわるとなれば、恐怖や不安もなおさら大きくなるでしょう。
恐怖や不安は「病は氣から・・」の「氣」の質を、弱気や陰気に変えて
しまい、結果、自然治癒力を下げてしまいます。
そこで、必要なことが「健康をみつめる」ということになります。
病気と闘う・病気を治す・・・前向きな考えですが、やはり意識が
「病気である私」にあります。
その意識を「健康でいる私」に変えるのです。
完全なる健康・今、厳しい状況なら、健康にむかっている状態・健康
的に働いてくれている臓器や器官・身体が治癒という仕事をしてくれて
いること・・・など望む状態をイメージして、そうなった感覚を味わい
ます。
どうしても病気のことを思いがちな時間を「健康を意識する」ことに
シフトしていく。
思っていることやイメージしていることに身体や脳は反応していきます。
健康を思う時間を作りましょう。
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