50代の女性。子宮頚ガンで手術が不可能と言われた方です。
発病前も神経が過敏で寝つきが悪かったのですが、診断を受けてからは不安感が非常に強くなり、夜中の1時や2時をまわっても眠れず、睡眠薬を飲んで、やっと3時間ぐらい寝られる日が続いていました。
眠れないのは、体力や食欲が落ちる・免役がさがる・マイナス思考になりやすくなる・・・などいいことはありません。
(というより、眠れないと身体に悪いと心配する思考が、身体に悪影響を及ぼしてしまうのですが)
このかたは、抗がん剤などの西洋医学の治療は受けず、代替療法を組み合わせてやっていくスタンスをお持ちのかたでした。
そこで、酵素風呂とエネルギーを高めるような体操法や呼吸法をご指導したところ・・・
その日の夜は、9時すぎに横になったとたんストンと眠りにつき、朝6時まで1度も起きず熟睡できたのです。
次の日は、本当に晴れ晴れとした表情でお見えになり、不安感もずいぶん軽くなったとお話されていました。
そのあともご自身で体操や呼吸法を続けることで、いい睡眠が確保できているようです。
西洋医学のように直接的にガンにアプローチするわけではないですが、まずはガンと戦っていける必要最低限の身体のコンディションをつくることは何より大切です。
それには、よく眠れる・不安感やイライラ感がない・食欲がある・気力があるといったような何気ない条件がとても大切になってきます。
しかし、思考や気力でこれをキープしていくのは難しいことです。
自分にあう治療法をみつけるための情報やこころの持ち方を示唆してくれる信頼できる人・こころのうちを共感しあえる仲間や家族・・・・多くのサポートが必要です。
どのような治療法を選択していても、これらのサポートを得ることには貪欲であってほしいと思います。
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