気分がダウン気味・・・そんな時は
①・自分中心の考えになっている
②・足りないことやないものに目が向いている
③・過去や未来の時間の中にいて、後悔や不安を感じている
④・今していることに意義を感じられない
・・・そんなときでは?
人は自分の思考次第で、いろいろな感情が湧いてくるもので、この
感情にのっとられてしまうと、気分がダウンするのみならず、そこから
ストレスを感じたり、生きづらくなったり、病気の引き金になったりします。
ご自分の思考癖に気づくことは第一段階として、とても重要ですが、
そのあと、思考の書き換えをすることことでうつうつとした気分を
追い払いましょう。
と私・私と私中心になると、不平や不満がでてきます。
それは狭い範疇の中での思考で、広い視野ではどう考えるだろうか?
と思いを馳せてみます。
相手の状況や背景は?・自分がここから学べることがあるのではないか?
・・を考えることで、ひとまわり成長できることにつながります。
今すぐには学べることがわからなくても、自分の何かの役にたっているはず と思うだけで気分がちがってくるはずです。
あることが当たり前でいると、それがないとは想定しにくいものです。
だから、あるものではなくて、足りないものに目がむいてしまいます。
身のまわりにあるもの・・・なんでも「これがなかったら、どうかなぁ?」
と一瞬思ってみます。
「車がなかったら、買い物も行くのも時間がかかるし、荷物あると大変だし ・・・・」と考えると、「車があってよかった」 あってよかったものを数えていくと、不平や不満を感じている時より 気分がよくなりますよね。
後悔の念や、そのときの痛々しい感情や、未来の心配や不安・・・決して気分を 高めてはくれません。
無駄なエネルギーの消費になるだけです。
過去や未来にいると感じたら「さあ!戻ろう」と声をかけ、今に引き戻すだけです。
人は、「今ここに」意識が集められているほど、充足感が生まれるものです。
自分が行っていることが、誰かの役にたっていないと思うとき、その気持ちが 強くなります。
何気ない日常の1つの行動でも「これが引いては、他の誰かを気分よくさせる かもしれない」「人の役にたつかもしれない」と考えます。
毎日の買い物・・・「今日もか」と思うと面倒です。「またお金を使う」と 思うとゆううつです。
でも、「買い物することで、家族が欲するものを家に用意してあげられる」 「私が買い物することで、スーパーの売上があがり、店員さんの給料を用意 してあげられる」と考えれば、自分が余裕のある人間のような気がして 気分がよくなってきます。
その気分のよさは、その人からにじみでてくるので、回りのひとの「気分の よさ」にも好影響を与えることができます。
なぜ、気分をよくするよう努力しなければならないのか?・・・
一つは、その人の気分はその人個人だけに終わらないからです。
ある人が気分がよければ、その家族が、その人と会う人が、また何気なく触れ合
う人が・・・・と水の中に投げ入れた小石がだんだんと大きな波紋を広げるように
そのグループ全体に影響を与えるからです。
家族の雰囲気・近所の雰囲気・クラスの雰囲気・会社の雰囲気・社会の雰囲気・・・
その雰囲気の中で暮らす以上、その雰囲気の影響はまた自分が受けるからです。
二つ目は、今の自分の「気分」がそれに応じたものを引き寄せるからです。
食事ひとつをとっても、気分がよければ、「いい食材を」とか「手をかけて」
とか「より美味しくかんじられるように」と工夫したり、楽しむことができます。
しかし、気分がよくないと、おそらく面倒で、「適当に」「ささっと」となり
食事の楽しさを味わうことも少ないでしょう。
毎日のことになると、バランスのよい食習慣か、そうでない習慣かの違いが
でてきます。
この習慣がまた気分を創っていくことにつながるのです。
三つ目は、自分の身体への影響です。
身体の免役力や、内臓の働き具合は自律神経がコントロールしていますが、「気分」
こそ、この自律神経を操るカギなのです。
ほかの記事でも「身体はこころに従う」という言葉を使っていますが、気分よく
すごしていると、自律神経もいいバランスで働き、身体の機能を調整してくれます。
ストレスを感じることが少なく、免役力も高まるでしょう。
健康を考える上でも気分よく過ごすことは大切ですし、それを、自ら手にするよう
努力することは、何より重視するべきだと考えます。
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