一般的に「ウイルス」は高温多湿の環境に弱いと言われます。
SARSウイルスは、そういった特性があったので、夏に終息しました。
新型コロナもそれを期待したいところですが、
56℃以上の環境で15分ごとに1万個死ぬ程度のようです。(医学雑誌 New England Journal Medicineより)
それでも、熱を高めるにしたがって、不活性化していくのは確かです。
なぜなら、感染すれば、発熱という身体の反応が起きるからです。
発熱することで、症状が治癒している例が多いのだから、熱に弱いと言えるのです。
身体は、ウイルスという敵をやっつけるためにどうすればよいか?を知っており、熱を出すことで、敵を弱らせています。
でも、身体の表面や体温を50℃以上にすることや、50℃以上の部屋にいることは不可能です。
ウイルスを死滅させることはできませんが、不活性化させることはできます。
体温を少しでも上げることです。
軽いジョギングなどをすれば、身体は温まるし、そのことで免疫も活性化します。
また、身体を温める食材をとるのもいいでしょうね。
これらは直接的にウイルスをやっつけるものではありませんが、
敵を弱らせておいて、そこに自分の高まった免疫力で攻撃してもらうという戦略です。
近年、低体温の人がとても増えています。
いつも体温が低いという方は、積極的に「温活」・・温もるより「熱活」ぐらいのつもりで取り組んでみてください。
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