ストレスに強い人・弱い人・・
ストレスをバネにできる人・負けてしまう人・・・
人それぞれですが、なにがその違いを生んでいるのでしょう?
その性格の違いはどこからくるのでしょう?
この大きな違いの要因の1つに幼児期の経験があります。
人の生き方は、幼児期の環境や経験による影響が大きく、
さまざまな判断や意思決定はそれに基づいてされることが
多々あります。
大人になって、自分で情報判断したり、理性的に思考できる
ようになっても、本能的に幼児期に体験した感覚をひきづって
しまうものなのです。
たとえば、幼児期、両親がよくケンカをする家庭で育ったとします。
それを見て育つと、「自分の意見を主張するとケンカになる」と感じます。
また、子供にとってケンカの原因はわからないので、自分のせいで
ケンカがおこったと感じてしまいます。すると、周囲がうまくいかない
のは自分のせいかと思い込んだり、他人のよくない状況は自分が解決
(我慢)しなければいけないような気分になってしまう。
そうすると、自分の本当の感情を表現できない
自分が何とかしなければと思うのに対策がない・・・自分の無力感が
強くなる。
つまりある出来事に対しての感じ方のせいでトレス度が高くなってしま
うのです。
こういったストレスを感じてしまう時は、
なぜ、そう受け止めてしまうか、その心の背景を理解してみる。
そして、今現在の状況は、そう感じなくてもよいことを理解し、考え方を
変容させる。
・自分の責任であることとそうでないことを分ける
・自分にできることとできないことを明確にする
・自分の気持ちや考えを述べても、ケンカになったり批判されたりしない
と認識する
一瞬、本能的にストレスとして受け止めても、考え方の変容をすれば
その感情が長引かず、またひどいストレスにならずにすみます。
ストレスに弱い・・・原因1
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