がんと噛む力?と思うかもしれません。
健康で元気はつらつとしている時と、なにかしらの病気をした前後と比較してみます。
まず、食欲に大きな差を感じるでしょう。
健康状態がいいと、何を食べてもおいしく、お腹もしっかり空きます。
少々固いものでも、全然気になりません。むしろ、その方が食べごたえがあり
おいしいぐらいです。
一方、病気の前後では、食欲が落ち、硬いものは欲しません。
おかゆやスープなど、かまなくてもいいものをほしくなります。
つまり、生命力がある=治癒力が働いている・・・ときは、噛む力が自然と
出てくるのです。
この法則を利用し、噛む力をつけ、治癒力を高めます。
噛む力をつけるには、しっかり咀嚼することです。
一口で何十回と噛みます。
すると、口まわりやいろいろな筋肉を伝わって、生命力をコントロールしている脳の脳幹という箇所を刺激します。
このことで、生命力(治癒力)が高められるのです。
そして、おまけの効果もあります。
しっかり噛んでいると、唾液がたくさん分泌されます。
唾液には、消化酵素が十分に含まれていますので、そのあとの消化活動の負担が軽減されます。
病気治癒には、酵素は必須のものですので、身体にある酵素を有効に使うことができます。
また、自分の唾液には、今の自分が必要としている免役物質を作り出すことが
出来ます。すばらしい天然の薬を調合出来るのです。
唾液を分泌させるのは、なにも食事の時だけとは限りません。
耳の下をマッサージしたり、口の中で、舌を大きくまわすように動かしていれば自然と唾液がでます。
口の中で、ある程度貯めて、小分けにして飲み込みましょう。
自分の身体は、自分で治せるような身体のメカニズムがあります。
こんなに簡単で経済的で、時間もかからない治療法・・・ぜひ、取り入れて
みてください。
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